暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga6-A遭遇〜T.C.〜
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った!」ことで、フェイトさんとアリシアさんとアルフがバッと飛び出した。
「時空管理局執務官、フェイト・T・ハラオウンです」
「同じく、執務官補のアリシア・T・ハラオウンです」
「「少しお話を伺ってもいいですか?」」
名前と管理局員を示す局員IDをモニターに展開して見せたフェイトさん達。私とエリオ君はアルフと一緒に2人の側へ移動して、同じように局員IDを提示しようとしたとき、正体不明の人が「結界!?」を展開した。正体不明の人を覆うかなり大きな四角柱のものと、私たちを覆う半球のものだ。
「すまないけど、今仕事中でね。局員さん達には申し訳ないけど少しその場に居てほしい」
「今すぐ結界を解除してください! 公務執行妨害ですよ!」
「あと、変な魔法も解除するように! 私たちがあなたを上手く認識できていないのは、幻術か特別な変身魔法を使っているからでしょ!」
フェイトさんとアリシアさんの言葉を聞き流してる正体不明の人は、「まあまあ。危害は加えないので、大人しくしていてください」って言いながら、両腕に炎のような真っ赤な魔力を付加した。そして「とりゃあああああ!」叫びながら地面に両拳を打ち込んだ。結界のおかげで爆発音や地面に破片が外に漏れないけど、土煙の所為で正体不明の人の姿が見えなくなった。
「アルフ! バリアブレイク!」
「あいよ! ひっさびさの魔法! いくよ!」
アルフはブレイク系魔法が得意ということで、魔法を発動した両拳で結界を「おらおらおらぁっ!」って殴り続けるけど、かなり強固みたいでヒビ1つ入らない。
「なんだいこの結界! 全くと言っていいほど魔法の効果が生まれないじゃないかい!」
「待って、アルフ。ありがと。フェイト」
「うんっ。アルフ、エリオ、キャロ、防護服を着用した後、ちょっと地面に伏せてて。私とアリシアでこじ開けてみる」
「バルディッシュ! ザンバーフォーム!」
「フォーチュンドロップ、ハリセンスマッシュでいくよ!」
「ストラーダ!」
「ケリュケイオン!」
「「「「セーットアーップ!」」」」
デバイスを起動して防護服を着用すれば、アリシアさんとフェイトさんの魔法を受けても重傷にはならない。準備が整ったところで、アリシアさんが“ハリセンスマッシュ”を振りかぶった。
「私が少しでも穴を空けるから、フェイトのザンバーで一気に斬り開いて!」
「判った!」
「いくよ! スマァァーーーッシュ!!」
“ハリセンスマッシュ”が結界の内面にヒット。ガキン!と甲高い音を立てて、結界に穴が・・・開かなかった。それどころか「うぁ!」アリシアさんが弾き飛ばされた。アルフとエリオ君が抱き留めたから転倒することはなかったけど・・・。
「
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