暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga6-A遭遇〜T.C.〜
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うん。ちょっと前に、セコンドをお願いされて・・・。私はルーちゃんのセコンドを」
「僕はリヴィのセコンドをすることになってます」
インターミドル期間中はシャルさんのお家で寝泊りするみたいで、今から楽しみだって言ってたのを思い返してると、アルフが「エリオとキャロは出ないのかい? 2人なら結構いいとこまで行くんじゃないかい?」って聞いてきた。私とエリオ君は顔を見合わせて、小さく頷き合った。
「フォルセティが出たらちょっと考えたけど・・・。知り合いがいないとやる気が・・・」
「私はそもそもあんまり興味なくて。下手するとヴィヴィオにも負けちゃいそうだし」
この前、ヴィヴィオ達チームナカジマの練習映像がルーちゃんから送られてきたけど、その強さにビックリしちゃった。詰められたら何も出来ずにKOされるイメージしかない。でもエリオ君とフォルセティの全力試合はちょっと見てみたいかもって思う。
そんなインターミドルの話や、他にもお互いの近況報告をしてると、「お、見えてきたぞ!」アルフが窓から身を乗り出してそう言った。私たちが今日ピクニックするプレアの丘は、なだらかな丘が続く場所で、近くには山もあるからハイキングに移行できるし、加えて川もあるから釣りも出来る、休日を過ごすには1番のロケーションだ。
「アルフ。アレは持ってくれた?」
「おう、バッチリ!」
アルフが隠れてたスポーツバッグとは別、アリシアさんが初めから持ってたスポーツバッグをトランクから出した。アルフは自分の肩に提げて、「ほら、行くぞー」って私とエリオ君の背中を押した。
「よし。行こうか!」
「「「「おおー!」」」」
フェイトさんの言葉の私たちは拳を空に向かって突き上げた。他にもピクニックに来てる人たちが居て、「こんにちは〜」挨拶を交わしながら人気の少ない場所を歩く。そしてたどり着いた小高い丘の大きな樹の下で、エリオ君のリュックから取り出したレジャーシートを広げる。
「アリシア。シートが飛ばないように重石になる石を拾うの手伝って」
「オッケー♪」
「キャロはバスケット、エリオは水筒を置いておこうか。アルフはバッグから色々出しておいて」
「「はい!」」「あいよー!」
シートを押さえるための石を探しに行くフェイトさんとアリシアさんを見送りながら私は持ってたバスケットをシートの上に置いて、エリオ君も水筒3本を置いた。アルフもバッグを降ろして、そこからラケットと羽根、それにボールを取り出した。
「キャロが作ってくれた昼ご飯を美味しく食べるために、スポーツで腹ごしらえだ」
そう言ってアルフは私とエリオ君にラケットを手渡して、アルフもラケットを軽く素振り。
「ただいまー」
「あ、最初はバドミントンからなんだね。よ
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