第三十二話 モデルV本体の発掘阻止
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るくらいに過去のことは歴史には残っていないものの、後にこのバリアントの技術を流用して作られたのが現在の目の前で自分達を攻撃してくる人型メカニロイドのガレオンなのだ。
「………数百年経ったのにまだ機能してるのか…」
それだけ世界の支配に本気だったということなのだろう。
ラグナロクには当時最先端の技術が使われていたのだろうし。
「何か不気味よね…取り敢えず進もうよ」
モデルPXに変身してレーダースコープで隠し通路がないかを調べながら進むと、ブロックで塞がれた場所に出た。
「このブロックの先に細い道があるみたい」
「よし、下がってろエール」
ヴァンがオメガナックルでブロックを壊すと、確かに細道はあった。
「これは変身を解かないと行けそうに…あっ!?」
ヴァンはスライディングで細道を強引に突破した。
「良いのかな…?」
エールもスライディングを真似して下に降りていく。
すると降りた場所はシャッターの前だったらしく、目の前のメカニロイドをエールがモデルZXに変身してZXバスターのショットを連射して破壊した。
「それにしてもこの中は見覚えがあるな……」
「そうなの?」
「ああ、モデルOに取り憑かれてロックマンになった場所もこんな感じの場所だった。」
「…もしかしたら、モデルOのあった場所はここに近かったのかもね」
二人がシャッターを潜ると、海水が満ち引きを繰り返している。
ここは少しヴァンでは通りにくいだろうから、エールがモデルLXに変身してヴァンの手を引きながら進み、海水の満ち引きに注意を払ってトゲに当たらないように進む。
安全な場所まで移動すると、エールはモデルZXに再度変身する。
ヴァンがアルティメットセイバーを抜き、エールがバスターをZXセイバーに変形させてメカニロイドを両断しながら進む。
そして奥のシャッターを潜り抜けてメカニロイドを片付けながら下の方に降りていくと、モデルVのプレッシャーが一際強くなった。
「どうやらここだな…」
一瞬意識を失いかけたが、何とか耐えてシャッターを抉じ開けると、そこにはセルパンとパンドラがいた。
「とうとうここまで辿り着いたか…破壊神のロックマン。そしてあの時の少女よ…まさか君達がここまでやるとは思いもしなかった。」
セルパンの口ぶりから、恐らくプロメテ達からモデルOのことを聞いたようだ。
ヴァンを破壊神のロックマンと呼んでいることからそれが分かる。
「セルパン…!」
「丁度良いな、ここでお前を倒させてもらうぞ!!」
セイバーの切っ先を向けるヴァンにセルパンは不敵な笑みを浮かべた。
「そう慌てるな破壊神のロックマンよ。これを見たまえ…」
セ
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