第三十二話 モデルV本体の発掘阻止
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は?」
「…………ヴァン…いや、何でもない…どうやらみんなのパスコードの修復が終わったようだ。これで、モデルV本体が眠る遺跡の奥に入ることが出来るはずだ(君は覚悟してるんだよね…もう僕ではモデルOの干渉を止められない。モデルVと対面すればモデルVの狂気によって今度こそモデルOの破壊衝動に呑まれてしまうかもしれない。でもそれでも君は行くんだね…守るために…僕に刻まれたオリジナルのデータ……僕のオリジナルもモデルZのオリジナルが自分を犠牲にした時…こんな気持ちだったんだろうか…)」
「モデルVの本体があるのは以前、エリアJに向かった時に通った洞窟のどこかにあるみたいなの」
「あそこね……急ごう!モデルV本体の発掘は相当進んでいるはずよ」
「ええ…!ミッションをトランスサーバーに追加しておくわ!二人共…気を付けてね。あなた達を信じているわ…!」
早速トランスサーバーのある部屋に向かい、エリアAに向かうと早速エリアJに向かう際に利用した洞窟へ向かった。
「ここの洞窟のどこかにあるんだって言うんだけど…」
周囲を見渡しながらモデルVの封印場所を探すエールだが、やはりモデルVの封印場所なだけあって簡単には見つからない。
「………あそこだ」
ヴァンは何かに引き寄せられるように駆け出した。
それを見たエールが慌ててヴァンを追い掛ける。
「モデルX…あいつは…」
「うん…モデルOとの人格の境界線が薄れ始めている。」
モデルZとモデルXの会話はエールには聞こえないようにしているため、内容はエールには分からない。
「…そうか、だが…今は時間がない…」
「彼は僕の適合者だから、本当は僕が力にならないといけないのに…」
「お前のせいじゃない。どこまでやれるかは分からんが…今の俺達に出来ることをするしかない…お前も少しは俺達を頼れ」
「モデルZ…ありがとう」
ヴァンを追い掛けると、そこには古い扉があった。
「ここだな」
「…この先に…モデルVが…!」
二人が扉を抉じ開けると、他の場所とは全く雰囲気が違う洞窟に出た。
そして奥には厳重な封印が施された扉がある。
「覚悟はいいか、扉を開けるぞ」
「うん…お願い!」
モデルZの言葉にエールが頷くと、モデルXが他のライブメタルに指示を出す。
「みんな…パスコードの入力を」
エールのモデルZXの変身が解除されるのと同時にライブメタル達が飛び出す。
「我が言の葉は、風となり空を巡る……ウェントス・アルス…」
パスコードの言葉を言い終えたモデルHからパスコードのデータが飛び出してモデルHのパスコードに対応したロックに吸い込まれた。
それにモデルL、モデルF、モデルP、モデル
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