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魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第62話 ウーノさんのお願い
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とうございます!!詳細は後ほど連絡しますので………では!!』

そう言ってウーノさんは連絡を切った。

「さて、そうと決まったら、バリアジャケットのデザインを変更しないとな…………」

目立たないようにだから黒がいいか…………
俺は暫く、違うタイプのバリアジャケットを考えていた…………








「で、いいのは思いついたのか?」
「ぶっちゃけ、前の世界のアニメを参考にした。………ってお前はどうするんだよ、アルトじゃ目立ちすぎるだろ?」
「大丈夫だ、それなら考えてあるから」

ウーノさんは桐谷にも連絡していた。
俺的にも人数が増えて、助かるが、アルトじゃ目立ちすぎねえ?なんて思っているんだけど………

「3人共来てくれてありがとう」

「休みだから問題ないですよ。それより、スカさんや他のナンバーズは?」

「ドクターは部屋に、妹達は準備中です」

「なるほど………」

「もうすぐ準備が終わると思うので、少し待っていて下さい」

そう言われ、俺達はリビングへと向かった。





「そういえば桐谷はアルトで行くのか?」

ナンバーズ特有のピッチリスーツを着込んだフェリアが桐谷に質問した。
桐谷はアルトしか無い筈だ。あれは赤いし、デカイから目立つよな…………

「いや、アルトでは行かない」
「?じゃあどうするのだ?」

こいつは俺みたいに何パターンもある訳でも無いから、一体どうするのか…………

「前にジェイルに作ってもらったデバイスを使う。ほら、これ」

そう言って桐谷はポケットから白いブローチを出してきた。

「ほら、2人に挨拶な」

『初めまして、ご主人様のデバイスをしています、セレンと申します』

「へぇ〜、初めまして、有栖零治だ」

「私はチンク、地球ではフェリアと呼んでくれ」

『よろしくお願いします、零治様、チンク様』

礼儀正しいデバイスだな……………

「そういえばもう一つのデバイス、レミエルはどうした?」

「……………拗ねて、更にダラダラしてる」

それでいいのか?

「それで、どんな武装なのだ?」

「両腕のミズチブレードでの近戦戦闘だな」

ミズチブレードってアクセルかよ…………

「バリアジャケットはどんな奴なんだ?」

「上は黒のシャツに白のレザージャケットを着たような感じ。下はジーパンっぽいズボン」

「普段着じゃん」

というかアクセルか?

「ジェイルがそれでも大丈夫だって言ってたから…………」

人の事は言えないけど、もう少し戦闘服っぽいのにすれば良かったのに………

「だが、目立ちすぎる。何か目立たない格好を考えるべきではないか?」

「…
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