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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
Pには変わり者しかいない/酒飲み一番勝負
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ぁって思ってたんです!!」
最近はマキさんの好物がケーキ、特にモンブランには目がないと知りこいつは港に着くとしばしばケーキ屋に並ぶらしい。
食べ物で釣るとかマキさんは犬じゃねーんだぞコラ。
「あ、あの…マキさん。」
「おおっと同志。キミからも何かプレゼントがあるのかな?」
やめろよなんだよその勝ち誇った笑顔はよぉ!
「プレゼントなんかなくてもいいですよ。こうやって毎日来てくれるだけで、僕は嬉しいです。」
な ん て 優 し い ん だ こ の 人 は !
こんなご時世だというのにまるで聖女のような優しい心の持ち主!
マキさんはメシアか?いやきっとそうだね!
こうして俺達の荒んだ心を現在進行形で癒してるんだからね!!
「へぇ、ここが噂の『蜘蛛の糸』かい?」
「?」
普段このbarでは聞き慣れない声が聞こえた。
なんだこの高乃 麗みてーな姉御ボイスは?と思い振り返ってみれば。
「なぁバーソロミュー、確かに美味い酒が飲めるところとは言ったがこんな洒落たトコ、アタシはどうにも苦手でね。」
「いいや大丈夫。きっとあなたもすぐに気に入りますよ。」
どうやらバーソロミューが連れてきたらしい。
「それでは同志、マキさん、紹介しよう。ハインド商会のフランシス=ドレイクだ。」
「よろしく。アンタが噂の探偵だね?」
「ア、ハイ。」
右手を差し出され握手を求められる。
握ると強い力で握り返されブンブンと振られた。
力つえーよマジで。
「港で偶然会ってね。仕事終わりに一杯やろうじゃないかと誘われたのさ。そして勿論、私がオススメしたのはこのbarだ。」
というバーソロミューだが、連れてきたドレイク船長はどこか気に入らなさそうな顔をしていた。
洒落たとこは苦手とか言ってたもんな。この人はこう…あれだよ。安っぽくて騒がしい、だけど人情溢れる居酒屋とかが似合いそうだよな。
多分ここはしょうにあわないってやつだろう。
ふははバーソロミューめ、接待失敗してやんのー。
「まぁまずは座ってほしい。店主!アルコールを!とびきり酔える最高のものを一つお願いしたい!」
「はいはい…。」
渋々用意するアラフィフ。
ちなみにこのbarだが、基本的にお酒はかなりの種類がある。
日本酒だとか焼酎だとかワインだとかビールだとか。
勿論カクテルもちゃんとある。
さて、ここで気になることがあったな。
「ドレイク船長、ちょいといいですかね?」
こういうタイプの人間は正直言って苦手だが話し掛ける。
「なんだい?まさか探偵が商談でもするんじゃないだろうね?」
「いやあ、そのまさかですよ。」
ハインド商会。
日本全国あらゆる場所を回り、種類
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