暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギア〜響き交わる伴装者〜
第24節「守りたい笑顔」
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きりしらが買出ししてる頃、ツェルトは……。

八百屋のおじさん「おっ、ツェルトくんじゃないか」
ツェルト「ご無沙汰してます。今日もいつもの、貰えます?」
八百屋のおじさん「ああ! ほれ、全部持ってってくれ!」
ツェルト「ありがとうございます!」
肉屋のおばちゃん「あら〜、ツェルくんじゃな〜い」
ツェルト「マダム、本日もお美しいですね」
肉屋のおばちゃん「んも〜、お上手なんだから〜。はい、切り落とした部位ね〜」
ツェルト「ありがとうございます……って一キロも!? いいんですかこんなに!?」
肉屋のおばちゃん「いいのいいの〜。捨てるのも勿体ないし、うちで食べるよりは困ってる子にあげちゃう方が、お肉も喜ぶわ〜」
ツェルト「では、遠慮なく!」
パン屋のお姉さん「ほら、パンの耳詰めといたから!」
魚屋のお兄さん「昨日売れ残っちまった鮭の切り身、盛って行っちまいなァ!」
青果店のおばあさん「形が悪くて並べられなかったりんごも、持っていきなさい」
ツェルト「ありがとうございます! これだけあれば、家族全員を食べさせていけます!」

商店街へのコネ:アイドルとしての活動が出来なくなった後、来る食糧難に備えてツェルトは商店街にコネを作っていた。
短い時間だが、仕事を手伝われたお年寄りや、彼らから話を聞いた周辺店舗の人々は、「家族に食わせるために商品にならなかった食材を貰っていく健気な若者」への恵みを惜しまない。
商店街というコミュニティを利用したツェルトの地道な働きが、フィーネの台所事情を支えていることは、あまり知られていないのだ。
ちなみに、大鍋一杯のシチューにパンの耳を浸して食べる。これがツェルト一番の得意料理である。



原作よりは多少マシになっているであろう、F.I.S.組の食事事情。

次回はいよいよスカイタワーか……。
それでは次回もお楽しみに!
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