閑話2 エル・ファシルにて その2
[9/9]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
現。面倒なことこの上ない。英雄とはなんと因果な商売だろうか。せめてもの救いは、人を殺してではなく、人を救ったことが理由で得たものだから。
「しょせん英雄なんてどこにでもいるものさ。歯医者の治療台にはいない程度のものだろう」
ヤンはそう呟くとリクライニングを倒し、少佐となって引越しを余儀なくされた、広大で荷物の少ない官舎までの短い眠りにつくのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ