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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
☆戦いも終わったし魔力供給しようぜ!!!!!!!!!!!!
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んとなんか元気のない仁さんが言った。そして、

「お前も行くのな。」

「うん。仁さんについていって、償いと言うか手伝いがしたいんだ。」

森永くんとブラダマンテは、彼らに着いていくのだという。

「任せておきなさい。二人まとめてみっちり鍛えてあげますから!」

「え?」

「ええ!よろしくお願いいたします!!」

みっちり鍛える。
そのワードにややひきつった顔になる森永くん。
対照的にブラダマンテはやる気満々だ。

それと森永くんと同じように正義に利用されていた岡本さんと燕青なのだが、この町に住むことを決めたのだという。
そして燕青は蘭陵王が束ねるこの町の自警団へ入団した。

「それとだ、探偵さん。」

「?」

そして別れ際、仁さんがあるものを手渡してきた。

「報酬だ。とはいってもそんなにお金は持ってなくてな。"これ"で勘弁してくれ。」

そういって袋から取り出し渡されたのは、あの時仁さんがマルタに使ったもの、聖晶片だった。

「こ、これを俺に!?」

やっべ…。
激レアなもんもらっちゃった。

「足りないか?ならこれも付ける。」

さらに足りないと思われ今度は何か紙切れのようなものをもらった。
長方形の…これは…チケットだろうか?

「シルク・ドゥ・ルカン…?」

「東京でやってるイルカショーのペアチケットだ。折角だから一緒に行ってあげたらどうだ?」

「一緒にって…えぇ!?」

いや待て。
まてまてまて。
おっきーと二人?それでイルカショーを見に行く?
デートじゃん!それデートじゃん!!

「ほらマスター!そろそろ行くわよ!」

「悪い、それじゃあな!」

そうして仁さんとマルタさんは姫路町を出ていく。
あっという間だったが、なんというかすげー二人だったな。


「…んじゃ!またどこかで!!」

「縁があったらなー!」

遠ざかり、小さくなっていく仁さん達に手をふる。
ブラダマンテと森永も、きっとうまくやっていけるだろう。

さて、
俺も俺で色々やることはある。
正しいと信じる夢への資金はまだまだ目標額に達しちゃいない。
俺の探偵業は、これからもまだまだ続く。
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