第二十九話 研究所の防衛
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デルPのフォルスロイドのようだ。
そしてもう片方は復活したイレギュラーなのだろう。
「よし、だったらモデルPの力を取り戻しちゃおうか」
フォルスロイドがいるなら寧ろ好都合だ。
倒してモデルPのデータも回収してしまおう。
シャッターを潜り抜けると、サイ型のフォルスロイドと蟷螂型のレプリロイドが争っていた。
フォルスロイドの発射する爆弾やミサイルをレプリロイドは軽々とかわしながら両手の鎌で傷をつけていく。
「ふん、この程度では俺を倒せんぞ」
「ハッ!その威勢がどれだけ保つか楽しみだな…!」
「おい」
「「ん?」」
ヴァンの声に戦闘を中断して振り返る二体。
「あんた達がモデルPのフォルスロイドと復活したイレギュラーだね?」
「ギチギチギチ…!破壊神の器か…騒がしい野郎の相手が終わったら探そうと思っていたがツイてるぜ…俺はあの方に仕えていたデスタンツ・マンティスク!そこの女を細かく刻んでからお前を回収してやる…!」
「来たな…ガーディアンに与する愚かなロックマン共…ここのデータは俺様の体内データディスクに全て記録した。後はお前達とこの目障りな奴ごとこの部屋を踏み潰してしまえば全て終わりだ。俺様の名はモデルPのフォルスロイド、プロテクタス!我らの理想を阻む者はこの俺様が全て踏み潰してやる!」
「……このでかいのは俺がやるからエールはもう一人を頼む」
「分かった、任せて」
プロテクタスと名乗ったフォルスロイドと戦って無傷と言うことは、機動力が高いと言うことなのだろう。
セイバーを構えながら何時でもチャージバスターを撃てるようにしておきながら突撃する。
「………随分とでかいな…頑丈そうだし……………試し斬りがいがありそうだ…」
目の色が紅く染まり、凶悪な笑みを浮かべるヴァンにプロテクタスは思わず冷たい物を感じた。
「(な、何だこの殺気は…!?俺様がこんな小僧に怯んだというのか…!?)ええい!舐めるな小僧!!」
感じた恐怖を振り払うようにプロテクタスは爆弾とミサイルを発射した。
「そらよ!」
鎌を高速回転させながら放ってくるマンティスク。
それをかわしてバスターを構えてチャージバスターを発射するが、片方の鎌で両断されてしまう。
「こいつっ!」
バスターが駄目ならチャージセイバーで攻撃するが、それをジャンプでかわして壁に張り付くとこちらに急降下してくる。
エールはそれをモデルHXのエアダッシュでかわしてプラズマサイクロンで着地したマンティスクを攻撃する。
「ギチギチ…やるじゃねえか人間の癖にな…っ!」
「もう聞き飽きたよそれ…人間だからって馬鹿にしないでくれる?確かにレプリロイドと比べれば出来ないこ
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