第二十九話 研究所の防衛
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
もすぐに回復出来る…後はアンテナに攻撃を当てれば少しの間だけ機能停止するぞ』
「なるほど、ありがとうジルウェ」
早速モデルZXに変身してZXバスターを構えながらヴァンと共に駆け抜けるエール。
メカニロイドを破壊しながら電波を浴びないようにアンテナに攻撃を当てながら進んでいくが、途中でエールが青い電波を浴びて正反対の方角へ進んでしまう。
「エール、気付け薬だ!」
「あ、ありがとう……に、苦〜っ!!」
渡された薬を早速飲んだが、あまりの苦さにエールのおかしくなっていた方向感覚が一発で治った。
そのあまりの苦そうな表情を見たヴァンは絶対に電波を浴びないと心に誓った。
電波を浴びないように気を付けながらメカニロイドを迎撃し、エールがこのエリアの最後の一体をZXセイバーで破壊する。
そして奥のシャッターを潜ると、空からミサイルが降り注いでいる。
上を見上げるといくつかの飛行艇があり、バスターで撃ち墜とそうとしても完全に射程外なのでこのまま進むしかない。
「あいつら本気でここを壊すつもりなんだね」
「ここにいるフォルスロイドを倒せば静かになるだろ…行くぞ」
「………ねえ、ヴァン。何かどんどん口数が少なくなってない?」
「は?」
「何て言うか…時々…ヴァンの雰囲気がガラリと変わることがあるからさ…」
不安そうに言うエールにヴァンは動揺を隠しながら笑った。
「悪い、そろそろセルパンとの戦いが近付いているから緊張してたのかもな。心配させたなら悪かったよ」
「そっか、ならいいの」
そう言ってミサイルをかわしながら進む二人。
しかし、量が量なのでアイスチップを起動して空中での単発回転斬りを繰り出すと氷属性の衝撃波を広範囲に放った。
「アークブレードの攻撃範囲ならミサイルを破壊出来るし、属性を持たせれば空中の敵も氷付けにして叩き落とせる。」
「後はアタシが!!」
氷付けになったメカニロイドをエールがセイバーとバスターで破壊しながら途中のアンテナの電波に当たらないように気を付けながら攻撃を当てつつ進んでいく。
障害物もアークブレードの衝撃波で破壊されていき、エールはヴァンが氷付けにしたメカニロイドを破壊しながら追いかけていくと、シャッターの前に出た。
「大丈夫かエール、まだ走れるか?」
「平気よ!それよりも急がないと!!」
シャッターを抉じ開けて奥に進むと、先程と同じような光景が広がり、ヴァンがアークブレードでミサイルとメカニロイドを蹴散らし、途中のトゲ地帯は敵のリフターを利用して進んでいく。
「……強い力を二つ感じるな」
「うむ、片方は拙者の力のようだ」
ヴァンが奥のシャッターから感じる強い力はどうやらモ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ