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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
鉄・拳・聖・裁
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向へと飛んでいった。
「狙いは"あっち"だ。」
その途端、燕青の表情が曇る。
手裏剣は明後日の方向に飛んでいったのではない。
狙いは付き人の一人、岡本だ。
「あぶねぇ!伏せろ!!」
「!」
燕青が叫ぶも、あまりに急で彼女は咄嗟に動くことができない。
「くそっ!」
このままいけば手裏剣は岡本に当たる。
そう思ったときだ。
「!」
折り紙手裏剣は全て岡本の足元に刺さった。
そして
「なっ…!」
そのせいで気付けなかった。
燕青の懐に、折り紙蝙蝠が入り込んだことを。
「それっ、ぱちん!」
おっきーが指を鳴らす。
すると蝙蝠は輝き、爆発した。
「ぐう…ッ!」
「燕青!!」
爆発の煙にのまれる燕青。
しかし殺すほどの威力じゃない。最小限に抑えていたみたいだ。
「お前…まさか気付いたのか…!」
「ああとっくにな。何せ俺は探偵だぜ?」
あの折り紙手裏剣は、燕青に当てると見せかけ岡本に当てるものだった。
しかしそう見せかけただけだ。
本当はただ足元に刺さるようにしただけ。
仮説をより確かな証拠にするためにな。
「それとおっきー、俺のアイコンタクトでよく分かったな。」
「えへへ。だって姫はまーちゃんのサーヴァントだし?」
燕青を狙った攻撃。本来あれは必要なものではないが強いていうならば私怨だ。
だって岡本にはバカにされ燕青にはいいようにボコられたんだよ。
んでおっきーにアイコンタクトを送ったのさ。
"一杯食わせるなら今だぜ"ってな。
さーて証拠は出揃った。
まさかこんなところで俺の活躍の塲があるなんて思いもしなかったぜ。
「なぁ、お山の大将正義くんよ。」
ビシィ!と正義を指差す。
「お前、マスターじゃねーだろ。」
確信を突きつける。
しかし正義は図星のようなリアクションはとらない。
「そういったデタラメはあまりいうものじゃないよ。一誠くん。」
だからにのまえ まことだっつってんだろボケ。
「マスターじゃない?どういうことなんだ探偵さん!!」
「まぁ落ち着いて、仁さんも正義もそこの二人も、耳かっぽじってよぉーく聞いてくださいよ。」
疑問をぶつけてくる仁さん。
いいねぇ実にいいねぇ!まさに探偵の活躍の場だよ。
さぁはりきっていこうとネクタイを締め直し、キメ顔で俺は推理していたことを述べていく。
「さて、じゃあまず…本来のマスター差し置いて教祖様に従ってる気分はどうなんだよ?ブラダマンテに燕青さん。」
「…ッ!」
ブラダマンテは動揺している。
そう、彼女は正義のサーヴァントじゃない。
あくまでそのフリをしているに過ぎない。
「それともあ
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