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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
アーマー・アルマージ
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任務が達成されたと思った矢先、アルマージはエックスの異変に気付く。
体色が変化し、バスターがチャージされ始めたのだ。
「バカな!?だが、これですべて終わる!!」
アルマージはとどめを刺さんとエックスへ急速接近する。
次の瞬間、エックスの目に光が戻り、アルマージに向かってバスターを向ける。
「フルチャージエレクトリックスパーク!!」
エックスのバスターから巨大な電撃弾が発射され、電気の柱と化しアルマージに命中する。
「ぐ、ぐがあぁぁぁぁぁぁ!!!!」
アルマージの体の至る所から黒い煙を噴き上げ、自慢の鎧が吹き飛んだ。
「はあ・・・・はあ・・・・・」
エックスは、右腕に痺れを覚えながらもバスターを戻すと倒れたアルマージのところへと行く。
「ま、まさか・・・・・あの、意識を失いかけた状態、から、こうな、るとは・・・・・・・・」
アルマージは、息切れたような言い方で言う。特に額の方は事前に受けたダメージのこともあり、黒く焦げていた。
「・・・・・アルマージ・・・・・」
「・・・・・・お、お前の・・・・・・勝利を称賛するぞ、エックス。」
アルマージはもはや機能停止寸前だった。おそらく内部構造もズダズダで修理の仕様もないだろう。
「・・・・・・その実力ならおそ・・・らく、他のハンターたちも打ち破ることができるだろう・・・・・・・」
アルマージは満足そうな顔をしていた。
「・・・・・・いい戦いだった・・・・・・・」
眼の光が失われ、彼は完全に機能を停止した。エックスは、彼の身体からDNAデータの端末を取り出す。他の機器はひどい破損をしていながら無事だったのはまさに奇跡だった。
「・・・・・・・何度でも起き上がるか。」
エックスは、外に出て空を見る。
おそらくこれから先も何度も倒れる事態が起きるかもしれない。でも、何度も起きあがれる自信は何故かあった。
「・・・・・・・俺は、もう野比のび太じゃないけど、あの時の約束は忘れないよ。」
向こうで見ているかもしれない祖母に向かってエックスは言う。
「だから、見守っててね。おばあちゃん。」
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