暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ROCKMANX
VAVA
[1/4]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
シティ・アーベル セントラルハイウェイ
ミサイル攻撃によって打撃を受けたシティ・アーベル。
その破壊された大通り『セントラルハイウェイ』の上から一人のレプリロイドが作業用の機械である『ライドアーマー』に乗って眺めていた。
「・・・・・・・エックス、何故お前なんだ・・・・」
ミサイル発射数時間前
元イレギュラーハンターVAVAは、命令違反などを理由に留置場の独房に入れられていた。外からわずかな振動が感じられる中、彼は特にすることもないため、スリープモードに切り替えようとしていたところだった。
そんなとき、彼の部屋の扉が開いた。外にはシグマが立っている。
「・・・・・フン、直々にこの俺を処分しに来たというわけか。」
ここに来る機会はそのくらいしかない。彼は、サーベルを展開するとVAVAに斬りかかる。
「くっ!」
VAVAは、無駄な抵抗と分かっていながらも自分の腕についている拘束具を利用して防御しようとする。しかし、シグマは、VAVA本人ではなく彼を拘束していた拘束具を壊した。
「なっ!?何の真似だ!?」
「力を貸せ、エックスを倒す。」
「エックスを倒すだとっ!?」
「そうだ。ひいてはそれが我々の進化につながるだろう。」
シグマの思わぬ発言にVAVAはおかしく思った。
エックスを倒すのが進化につながる?
いつも引き金を引くのを躊躇う甘ちゃんハンターを倒すために力を貸せ?
いくらシグマとは言えランクが下のハンターを倒すためだけに自分を解放するなどあまりにおかしなことだ。
「・・・・・・フッ、フフフフフ・・・・何を言い出すかと思えば。あのいつも悩んでばかりの甘ちゃんハンターが何をしてくれるというのだ!!」
「悩む・・・・・・そう、悩むことこそ他のレプリロイドにはない特殊な能力だ。甘さ故にエックスは悩み、深く考え、通常のレプリロイドが達しえない結論にたどり着くのだ。だが、エックスは本来の力に気づいていない。」
「そのエックスの力を引き出すために自らイレギュラーになるというのか?」
「そうだ。」
「俺にもその手伝いをしろと?」
「だから、ここに来た。」
「・・・・狂ってやがる。」
シグマの目的を聞いたVAVAは、面白くなさそうに言う。だがシグマはそんなVAVAの態度を気にする様子はない。
「強制はしない。誰にでもできることではない。」
シグマはそう言うと独房の外に出る。
「自ら狂う事が出来なければな。お前の装備は、外にある。その気があるのなら好きにするがいい。」
「・・・・・・・・」
シグマ
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ