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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ROCKMANX
VAVA
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難な状態だった。
「フン、所詮エックスはこの程度か。」
VAVAは、弱っているエックスをライドアーマーの腕でつかみ上げる。
「ぐうぅ・・・・・・・」
「これが可能性か・・・・・・シグマの奴は誤ったようだな。これでどちらが真に優れたレプリロイドかどうか明らかじゃないか。」
ライドアーマーの腕は今にもエックスを握り潰さんばかりとしている。
「ぐわあぁぁぁぁ!!!」
「世界を変えるお前じゃない!この俺だ!VAVAだ!クッハハハハハハ!!!」
「ぐ・・・・ど・・・・・ドラえ・・・・・・」
その直後、赤い光弾がエックスを掴んだ腕を破壊した。
「何っ!?」
VAVAは、光弾が飛んできた方を見る。よく見るとゼロがバスターをチャージしながらこちらに向かってきていた。
「エックス、大丈夫か?」
ゼロは、エックスを庇いながらバスターをVAVAに向ける。
「クッ・・・・・ゼロ!貴様ほどのハンターがどうしてエックスに肩入れする!?そいつはたかがB級ハンターに過ぎん!」
「VAVA・・・・今のお前はイレギュラーだ。俺はハンターとしての義務を全うしているまでだ。」
「ちっ。」
VAVAは、ゼロのチャージショットを避けると高速道路から飛び降りる。
二人が道路の下を見るといいタイミングで旗艦兼空中要塞デスログマーが離陸しようとしているところだった。
VAVAは、デスログマーから二人を見下ろしながらその場から離脱していく。
「・・・・イーグリードまで堕ちたか。これで大半の上級ハンターがイレギュラーになったに等しいな。」
ゼロは、そう言うと跪いているエックスの方に戻る。
「くっ・・・・俺の力じゃ奴等には勝てないのか・・・・・・」
エックスは自分の無力さを呪った。
「エックス、いつまでもミサイル基地の件で自分を責めるのはよせ。あれは俺の責任でもあるんだ。それにお前はまだ万全じゃなかったんだ。気に病むな。」
「・・・・・・でも、VAVAには敵わなかったよ。これじゃあどの道シグマを倒すこともできない。」
「確かに今のお前じゃシグマを倒すのは無理だ。しかし、お前には戦いの中で成長する能力がある。」
「成長する能力?」
「あぁ。俺は少なくともそうだと確信している。お前は戦えば戦うほど強くなれるはずだ。俺よりもな。俺はそれに賭ける。だが、今のお前には、修理が必要だ。一回ハンターベースに戻ってじじいに直してもらえ。じじいの方も心配していたからな。」
「ゼロはどうするんだ?」
「俺は、もう少しシグマの足取りを追ってみる。後で連絡する。」
ゼロはそう言うとその場から去ろうとする。
「・・・・・・・ゼロ。」
「ん?」
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