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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
無限の可能性
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たとすれば俺がドラえもんに無理させすぎてロボット裁判所に連行された時ぐらいかな。あの時、裁判所の独房の中に入れられていたんだけどその時他の独房に犯罪を犯したロボットや人間が入れられていた。
どうしてこちらの世界ではそんなに起こるのかよくわからない。
そんな俺にゼロは納得いくような説明をしてくれた。
「プログラムのエラー、電子頭脳の故障、俺達レプリロイドの高度な情報処理能力の・・・・・いわばツケって奴だな。」
「そうなのかな?」
「あぁ。」
その矢先俺たちの目の前で保安要員に連行されていくレプリロイドを見た。
SF系で出てきそうなヘルメット型の頭部に紫のボディ。額のVの字はまさに彼の象徴というべきものだった。
「VAVAだ。大方また揉め事でも起こしたんだろうな。同じハンターでもエックスみたいにいつまでも甘い奴もいればVAVAの様にイレギュラーすれすれな奴もいる。」
「・・・・・」
俺は黙って連行されていくVAVAの後ろ姿を見送った後、ゼロに訓練を誘われたけどいつも昼寝をするところに行きたかったから適当に言い訳して別れた。
どこかって?
屋上さ。
シティ・アーベル郊外 Dr.ケインの自宅
「最近、騒がしいようだな。」
「はい、ケイン博士。イレギュラーによる犯罪は増加傾向にあり、大型メカニロイドの暴走も数件発生しています。」
シグマは、ハンターベースからレプリロイドの生みの親 Dr.ケインの自宅を訪問していた。その時はちょうどケインが書斎を整理していたこともあり、ケインは幼いころから集めていたと思われるブリキの玩具を並べていた。
「・・・エックスはどうしている?」
「状況分析、戦闘能力。共に極めて高いレベルにあり、特に精密射撃の高さは異常です。が・・・・・時に悩み、判断を遅らせるところがあります。」
「ふむ。」
ケインは作業を終えるとソファーに腰を掛ける。
「悩むか・・・・・・・・正しくそれこそがエックス最大の特性なのだ。」
「・・・・・・」
「シグマよ、お前は悩むことがあるまい?かつて私は、封印されていたロボット エックスを見つけだし、その設計思想を流用し、お前達レプリロイドを生み出した。レプリロイドは人間と同じように考え、行動することが出来る。深く思い悩むレプリロイドは、エックスだけだ。それは一つの可能性でもあるが・・・・・」
「悩むことが新たな可能性・・・・・欠陥ではなく?」
「フッ、普通はそうだなシグマ。だが、思い悩むことがこれまでにない新しいタイプのロボットと人類の関係を見出すのかもしれない。だが、そ
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