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公園の猫
第三章
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だ。
「馬鹿なことしたな、けれど屑の末路なんてな」
「そんなものか」
「ああ、自業自得だな」
 父は庭の縁側で煙草を吸いつつ言った、そしてだった。
 息子が投げたボールを追い掛ける二匹を見た、チャは素早くボールに向かいケンタに勝っていた。もう毛は整っていて痩せていなかった。その顔は実に幸せそうだった。


公園の猫   完


                 2020・5・20
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