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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
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・恥ずかしい話、僕は運動神経が非常に悪いのだ。
レプリロイドとして生きている今にしてはそれはないだろうと言えるが本当にスポーツがダメだったのだ。
僕の通っていた小学校のクラスメートであり、ガキ大将・・・・もとい悪友である剛田武ことジャイアンには野球の試合負けでよくバットで追い掛け回されたものだ。
最悪なことに外に出た僕たち二人は、早々彼に出くわしてしまった。
「オッスッ、のび太!ドラえもん!あけましておめでとう!!ここで会ったのもなんかの縁だ。近いうちに空き地で俺のリサイタルを開くからお前たちに先着招待券をプレゼントするぜ!」
彼は笑いながら自分で製作したチケットを僕とドラえもんの二人分を渡してきた。
ジャイアンのリサイタルははっきり言って公害といってもいいほどおそろしいものだ。よりによって正月の後にあの恐ろしい歌を聴かなくてはならなくなるとは我ながら運がない。
しかし、逆らったら殴ってくるだろうし、第一怖い。仕方なく僕らは、彼からチケットを受け取った。
「はあ・・・なんでこんなことになったんだろう。」
「のび太くん、そんなに気を落とさないで。まだ、時間があるんだから何とかリサイタルを阻止する作戦を考えようよ。」
落ち込んでいる僕にドラえもんは、慰めるように言ってくれていたが僕の頭の中は正月明けの恐ろしいリサイタルのことで一杯だった。もし、ジャイアンが10人いて同時に歌い始めれば日本中の人間が一瞬でのびるほどの威力になると思えるほどだ。いや、最悪な場合、日本列島が沈むかも。そんなリサイタルを聞いている僕たちはある意味超人なのかもしれない。
そんなこんなで気分を紛らわすために町の書店で漫画を買おうと思ってきていたが考えすぎて信号を無視したまま、僕は交差点を歩いていってしまった。
「のび太くん、危ない!!」
「えっ?」
ドラえもんの叫ぶ声で気が付いたが時はすでに遅し、僕の眼中には大型トラックが見えていた。
ドン!!
身体に強い衝撃を受けた後、僕の意識は吹き飛んだ。
そして、気が付いた時僕は、何もない真っ白な空間の中で目を覚ました。
「うぅ・・・・・あれ?ここは・・・・・」
「はあぁ〜いぃ!!」
「ん?」
聞き覚えのある声を聴いて、後ろを向くと奇妙な格好をしたドラえもんがいた。
「何だドラえもんか。びっくりしたじゃないか。」
「ノンノン、私、ドラえもんじゃなぁ〜い!私『神様』!」
言っている意味がよく
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