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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
聖女Mが来る/新興宗教『人間同盟』
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否定はしねーけど!

「それと俺はこいつのマスターで、こういうもんです。」

俺もここで自己紹介しなきゃな。
というわけでマルタのマスターに名刺を手渡した。

「ニノマエ探偵事務所…もしかしてあの一 誠(にのまえ まこと)なのか!?」

「え?」

なにそのリアクション。
もしかして俺有名人?

「刑部姫を従えてるからまさかとは思ったがやっぱり…。噂には聞いていたよ。この辺りに『多少高くつくが、依頼は必ず成功させる』探偵がいるって。」

やべー。
噂めっちゃ広まっちゃってるようっはー。
いやー有名人はつれーわー。ほんとまじつれーわー。

「俺は野中 仁(のなか じん)。マルタと旅をしながら、こうして人間同盟を倒して回ってる。」

と、男は野中 仁と名乗り握手を求めてきた。
なのでこちらも手を握る。

「そう…依頼は必ず成功させる、ね。」

そうすると彼のサーヴァント、マルタさんが話し始めた。

「それじゃあ早速なのだけれど、私達の依頼、受けてくれるかしら?」


?

それから、
二人をホテル最上階の探偵事務所へ招き、依頼の内容を聞くことにした。

「さっきもマスターが言ったのだけれど、私達は人間同盟の間違った教えを正すため、こうして旅をしながら奴等をブッ潰…説得しているわ。」

ブッ潰すって言いかけなかった?
ねぇマルタさん、ブッ潰すって言いそうになったよね?

「けどマルタ…これは俺達の問題であって彼らを巻き込むわけには」
「いいえ、"今回ばかり"は数が多いほうがいいもの。だから鉄だってもらう。いいわね?」

マスターの仁がそう言うもマルタさんは話を続ける。

「ここ最近、この街の付近に"支部"が出来たことは知ってるかしら? 」

「ああ、あの真っ白な?」

「そう、それよ。」

窓からでも分かる。
ここから少し離れたところにいつのまにか建っている謎の白い建物。
なんなんだろうとは思ってたがまさかあれが人間同盟のモノだったなんてな。

「彼らはああして各所に支部を設けて、サーヴァントは悪魔と言う教えを広めているの。私達側からしたらたまったものじゃないわ。」

「なるほど…。」

「そんなわけで、マルタはタラスクを使って片っ端から支部を潰して回ってるんだ。」

あ、そうなんだ。

「ちょっと!それ大分話はしょってない!?説得してもあいつらが全ッ然聞く耳持たないから仕方なくタラスクぶつけてんのよ!?」

「あーはいはい、そうでした。」

マスターの言い方に語弊があったらしい。
ともかくまとめると、マルタさんは人間同盟の支部を回り、ありがたーいお説教(物理)を聞かせて旅をしていること。

で、今回の支部への説得
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