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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
聖女Mが来る/新興宗教『人間同盟』
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は違ってくる。
嫉妬だったり畏怖だったり、そういったマイナスの感情も向けられるだろう。
きっと人間同盟とかいう奴等も、そういったマイナス感情がこじれて出来たものだ。
だってサーヴァントが悪魔なワケあるかよ。
いやむしろサキュバスじゃね?おっきーとか無茶苦茶えっちだし。
「で、君達サーヴァントのマスターはあっち側からだと"契約者"って呼ばれてる。その…令呪、だっけ?」
「大丈夫、あってます。」
「よかった。んでその令呪は悪魔との契約の印。そして契約者に触れた者はまた別の悪魔に目をつけられて契約させられる…らしいよ。」
「詳しいっすね。」
「さっき熱心に説明されたからね。」
オーナーさんいわく、朝の七時前からやってきて一方的に説明を受けたのだという。
断っても話はやめず、さらにこのホテルには多くのサーヴァントとマスターが泊まっていると知るや否や、力ずくで押し入って追い出すつもりだったのだとか。
やめろよ…まだ魔力供給してるやつとかいるかもしんないじゃんか。
さらにおまけに、
「その段ボール、なんすか?」
「ああ、これかい?魔除けグッズだって。」
ガムテープを剥がし、オーナーさんが中から取り出した怪しそうなグッズの数々を見せる。
なんか不思議な置物やら、悪魔を遠ざけるとかいう君の悪い人形。さらには、
「なんだこれ?」
「人の像…かな?」
とても精巧に作られた、胸像が出てきた。
胸元にはプレートが貼り付けられており『邪気退散、教祖ご尊顔』と書かれていた。
「これを飾れば悪魔がいなくなるってこと?」
「飾ります?」
「やだよ、気持ち悪いしバカバカしい。」
と笑顔で答えるオーナーさん。
「サーヴァントだって立派なお客さんだよ。それを悪魔だって決めつけて追い払うなんてとんでもない。」
それにこんなに繁盛してるのも、君とそのサーヴァントのおかげだからねと付け足して言った。
嬉しい。嬉しいが、
「にしてもこれ…どっかで見たことあるような…。」
教祖らしき人の胸像。
こいつの顔、確かどこかで見たことあるような気がする。
「にしてもこの教祖?随分と若そうだね。探偵さんと同じ元学生とかかな?」
「いやいやありえないっしょ。宗教やる人なんてもっとやべー人でしょ。学生なんかがなれるもんじゃありませんって。」
中々思い出せずモヤモヤするので忘れることにする。
さて、ちょいと早いが折角起きたし朝飯でも作るかな。
「じゃあオーナーさん。ちょいと厨房借りますよ。」
「お、探偵さんのクッキングの時間かい?毎日大変だねぇ…。」
「別に苦じゃないんで。」
?
「へー。そんなことがあったんだ。」
「お前がヨダレ垂らしてグースカ寝てる間
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