謎の少女
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
にいるプレイヤーを排除できないということ。しかし、それは地面を移動する場合できること。私はキリト君とアスナを見やる。
「行こう。キリト君、アスナ」
「ああ」
「ええ」
そして、私たちは地面を蹴る。呆然とした表情で見上げるサーシャさんと軍のメンバーを飛び越えて空き地に降り立った。
「うわぁ!?」
その場にいた軍のほとんどは驚愕の表情を浮かべている。
「ユキ姉!!」
「もう大丈夫だから安心して」
そう言って抱きついてきた、子達を優しく撫でる。
「おい……オイオイオイ!!」
ようやく我に返った軍の一人が喚く。
「何だお前らは!!軍の任務を妨害すんのか!!」
「まあ、待て」
それを押し留めて、ひときわ重武装の男が前に出てくる。
「あんたら見ない顔だけど、解放軍に楯突くって意味が解ってんだろうな?なんなら本部でじっくり話聞いてもいいんだぜ」
そう言って腰から大振りのブロードソードを取り出す。しかし、その剣ははたから見れば大ぶりで強そうに見えるが、剣の表面には新品と同様の薄っぺらい輝きを放っている。
「それとも圏外行くか、圏がぼふぁ!!」
話が途中で途絶えた。そのわけは、空から降ってきた男に潰されたからである。潰されたプレイヤーの上に立つ男は私の大好きな人だった。
「もう、来るのが遅いよ!!」
「悪ぃな。やっぱ敏捷力がないから跳んで行こうと思ったんだが、高く跳びすぎて遅れたわ。それより、キリト、アスナ、ユキ。時間稼ぎサンキュー」
遅れてゲツガ君が登場した。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ