T La bambina da I'ARIA…
第011弾 最短最速バスジャック解決法(真似はオススメできない)
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ぐにこのバスの周囲に展開。そして・・・総員、伏せろぉ!!」
私は怒鳴るように指示を飛ばす。
「影布七重対物障壁!!!」
私の指示で結衣が影で作られた障壁がバスの周囲に展開された直後、オープンカー・・・・ルノー・スポール・スパイダーに装着されたUZIが火を吹いた。
無数の銃弾は大半が障壁に防がれるも、障壁を逃れた銃弾によってバスの窓ガラスは粉砕された。
その直後、バスが妙な揺れ方をする。
運転席を見ると、運転手がハンドルにもたれかかるように倒れていた。
銃弾は運悪く、バスの運転手の肩に被弾していた。
運転の為に身体を下げられなかったのか・・・・。
運転手のいないバスは左車線に大きくはみ出して避けた対向車がガードレールにぶつかって火花を散らす。
それに輪をかけて減速を始めている。
マズイぞ・・・・これは・・・。
「有明コロシアムの 角を 右折 しやがれ DEATH」
更に輪をかけてさっきの衝撃で転んだ女子生徒の携帯からボカロの合成音声が聞こえる。
語尾のイントネーションが『DEATH』に聞こえたのは当てつけか・・・?
私はキンジと男子生徒にバスの運転手を座席に寝かせるように指示する。
「結衣、能力で傷の治癒・・・できるよね?」
「う、うん・・・。出来るけど・・・・」
「じゃあ、運転手さんの治癒頼むわ。あと、障壁の維持も」
「りょ・・・了解」
「剛気、運転変わって。アイツの指示通りの道で走るのと減速させないで。絶対」
「い、いいけどよ!オレ、こないだ改造車がバレて、あと1点しか違反できないんだぞ!」
「それ、自業自得でしょうが!んなこと言ってる場合じゃないでしょ」
「ぅぐっ」
「それと、これ・・・装備しておいて」
私は自分の装備していたC装備を脱いで剛気に投げ渡し、防弾制服姿になった。
「お、おい!何で脱ぐんだよ!?」
「いいの、キンジ。こっちの方が動き易いし。キンジ、アリアと結衣のサポート宜しく」
「あ、ああ・・・・」
私は瞬間移動を使い、バスに追走しているルノーの運転席に転移した。
ルノーの運転席に転移した私は先ず、遠隔操作の制御チップの位置を探る。
そして、最近練習中の電気系統の能力で制御チップの上書きを行う。
上書きが終了し、ルノーが私の制御下に置かれた。
取り敢えず、通常の手動運転にセットして私はルノーを運転する。
その時だ。ルノーの横に・・・・ベスパがいた。
通常では有り得ないほどのスピードなので改造モノだろう。
更に運転手が居ないので、自動で遠隔操作されているのだろう。
そして・・・ベスパにセットされたUZIが・・・・火を吹いた。
私はルノーを運
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