T La bambina da I'ARIA…
第011弾 最短最速バスジャック解決法(真似はオススメできない)
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っても邪魔だからな。
落下する途中で私と結衣は瞬間移動を発動させた。
ヘリからでも出来なくもないが、屋外の方が座標がブレないのだ。
私と結衣の姿が光に包まれて消えた。
「「はい。到着っと」」
私と結衣はハイジャックされたバスの車内に転移した。
予め剛気に指示しておいた空白のペースにアリアとキンジを降ろした。
「まさか・・・こんな突入方法とは思ってもなかった・・・・・」
「流石のアタシでも同感だわ・・・・・」
キンジとアリアはまさかの常識を超えた突入方法にげんなりしていた。
これが「普通の思考」というやつなのだろうか。
「え、だってこれが最短最速の突入方法じゃない」
私はきょとんとした表情で言う。
うんうん。と賛同するヒメ。
「「・・・・・・・・・・・・・・・・」」
キンジとアリアは限度を超えたセオリーの行方不明さに無言だった。
「さて・・・・と。始めるか」
私は床に手を当て詳細状況の把握を開始する。
「な、何やってるの、凪優!?」
アリアは私の行動に異を唱えたが、結衣がそれを制す。
「大丈夫。ミナは接触感応能力使っているだけだから」
「接触感応能力?」
「そ、触れたものの情報を読み取ることができるの」
「まず、爆弾は車体の下にある。カジンスキーβ型のプラスチック爆弾で炸薬容積は3500c?ってところね」
私がこのバスに仕掛けられた爆弾の情報を読み取る。
/(^o^)\ナンテコッタイ。こんなの・・・バスどころか鉄道車両が吹っ飛ぶ威力じゃないの。
「ねぇ、結衣、アタシを爆弾の近くに転移して。解除を試みてみるわ」
アリアが結衣に提案する。
「わかった。無茶しないでよ」
結衣は了承し、アリアを爆弾の近く(バスの真下)に転移させた。
結衣の口から発せられる言葉として違和感があったのは多分気のせいだ。
その直後だった。
ドンッ!と私達の乗ったバスに衝撃が襲った。
先程までバスの後ろを走っていたオープンカーに追突された。
その衝撃に転んでしまう私達。
「アリア・・・!?大丈夫!?」
『・・・・・』
応答が・・・・無い。
私は瞬間移動でアリアをバスの中に転移させた。
アリアは先程の一件で額に切り傷が出来て、出血し、意識を失っていた。
なので、私は能力を使ってアリアの治癒を行う。
今の状態だと完璧に治癒するのは難しい。
まぁ・・・痕は残るだろうが、大丈夫なはずだ。
「・・・・っ!?」
アリアの治療中のその時、私は何か・・・嫌な予感がした。
「・・・?どうしたの、凪優」
私の行動を不審に思った結衣が尋ねる。
「結衣・・・・障壁を今す
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