Collaboration_with Side_Shuya
第002射 |接触《セッション》???|猛襲の機械兵《マリオネット・フォース》 Side_Nayu
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うして、話し合いの結果、オッサンへの聞き込みは私がする事になった。
何も持ってないと不自然だし、釣り道具一式持って行こう。
釣り道具はタロットの『愚者』の能力の一つ、『愚者のセカイ』で用意した。
こういう場面ですごく重宝されるのよね。
どんな荷物でも格納できちゃうし、何時でも取り出せる。
要はデカいバッグとか要らないじゃん。
私が聞き込みに行っている間は、残りメンバーは木陰に潜みつつ待機である。
「こんにちは。隣いいですか?」
「おぅ・・・。嬢ちゃんも釣りに来たのか?」
「ええ。このあたりは鱒がよく釣れますから・・・よっと。」
釣りに来て自然に話しかけた体を装う為に実際に釣りを行う。
久々だな。釣りするの。武偵になってから、何かと忙しくて全然してないものね。
「だよなぁ・・・・。ここの鱒は焼くと結構美味いしからなぁ。お・・・来た」
オッサンはそこそこ大きい鱒を釣り上げた。
「ですねぇ・・・・。あ、私も来た」
私もオッサンと同じくらいの鱒を釣り上げた。
「へぇ・・・なかなかやるじゃねぇか。嬢ちゃん」
「そうですか?あ、まただ」
また鱒を釣り上げた。大きさはそこそこ。
暫く釣ってたら軽く10匹くらい釣れた。
釣ったのは一度、鮮度保ちつつ格納して食糧にしますかね。
「そんだけ釣れるなら俺も釣りてぇよ」
「・・・・?何かあったんですか」
「俺は食料調達担当でな。少ないと上からボコられるのよ」
『上』・・・・?何か変な感じがする。
「何かの組織の下っ端なんですか、貴方は」
「まぁ・・・そんなところだ」
肯定してるわぁ・・・・。まさかとは思うけど・・・・。カマかけてみるか。
「もしかして、この辺に屯っている組織と何か関係あるとか?」
「・・・っ!嬢ちゃん、サツの関係者か!?」
物凄い動揺っぷり・・・・。まさかのビンゴ!でした。
此処までの大物釣れるとか微塵にも思ってみなかったわ。
「私は武偵ですが?」
「『武偵』・・・・。あの何でも屋か。って言ってもまだガキじゃねぇか」
「ええ。確かに私は高2ですよ?でも・・・・」
「何だよ?」
「甘く見ないほうがよろしいですよ?」
「何言ってんだ、お前」
「なら、自分の体の状態を見てみたらどうです?」
「身体・・・・な゛っ・・・何時の間に!?」
おっさんは驚いていた。
まぁ、無理もないわな。
だって、いつの間にか自分の身体が凍ってるからね。
ホラ、鮮度保つには血抜きするのが良いじゃん?
だけど、今は出来ないし。だったら凍らせておいた方が良いって話なのよね。
「さて、これ以上続けるなら氷漬けにするけど?(ニッコリ」
「・・・・・・((((;゚Д゚))))」
オッサンはかなり怯えてい
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