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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第66話 イッセーよ、決断せよ!小猫の愛とグルメ細胞の力!
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さんは再生の花の種を指でぶちっと潰した。


「……」
「……」


 衝撃の光景を目撃した俺達全員が唖然とする中、与作さんは片腕をあげてこう言った。


「ゴメ」


 ……ぶちっと俺の中で何かが切れた。


「何してんだぁ―――――――――ッ!!?」


 俺はもう叫んだ、それはそれは豪快に思いっきり叫んだ。いやこれは流石に駄目だろう!?見ろよ、全員居たたまれない表情をしているじゃないか!遠くで見守っていた祐斗と朱乃さんも唖然としているし!


「悪かったって。まあ大丈夫さ、失敗は成功の母の友達の親戚の父親の飼っているペットの犬ってよく言うだろう?」
「母の友達の親戚の父親のペットの犬って最早人ですらねえだろうが!?というか凡ミスだったぞ!?」
「どうするのよ!?希少なんでしょ、あの種は!?」
「心配すんな、希少だがまだある。後一粒だけな」
「本当に頼むぜ……」


 俺とリアスさんのツッコミにガハハと笑う与作さん、それを見て俺は何だか凄く心配になってきた。


「よしイッセー、DNA情報をよこせ」
「髪切ったじゃねえか」
「そいつはもうDNA情報を取られてるから駄目だ。新鮮なDNAが無きゃ花は咲かん」
「でもこれ以上髪を切ったら剥げてしまうぞ」
「なら体中の毛を剃ればいいだろう?」


 それを聞いた小猫ちゃん、イリナ、黒歌の目が光ったように見えた。というか実際に光った。


「それじゃあ向こうに行きましょうね。先輩♪」
「小猫ちゃん?何で俺の腕を封じたの?」
「大丈夫だよ、イッセー君。優しく剃ってあげるからね♪」
「イリナ?どうして俺のズボンに手をかけるんだ?」
「見るだけならセーフだよね、にゃん♪」
「黒歌?そのカメラは何?」


 小猫ちゃん達は手をワキワキとさせながら俺に何かをしようとする……!ヤ、ヤバイ……!?


「アーシア!助けてくれ!」
「主よ……欲望に負けた私をお許しください」
「あぁッ!?アーシアもそっち側かよ!?……ぐっ、ゼノヴィア!」
「何するのかよく分からないが頑張れ、イッセー」
「何でこういう時はアホの子になるんだよ!?リ、リアスさん!」
「わたくしもイッセー君のアレを見たいですわ!小猫ちゃん達だけズルイですわ!」
「朱乃!?いい加減にキャラを戻しなさい!崩壊ってレベルじゃないわよ!」
「祐斗……助けて……」
「……ごめん、イッセー君。僕は何も出来ないんだ……」


 アーシアは小猫ちゃん側に落ちてしまいゼノヴィアは何をするのか分かっていない。リアスさんはなんか荒ぶっている朱乃さんを止めようとしているし祐斗は申し訳なさそうに顔をそむけた。


「そ、そんな……」


 ルフェイは腹を抱え
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