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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第66話 イッセーよ、決断せよ!小猫の愛とグルメ細胞の力!
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しいよ、イッセー♪」
「リーゼントよりはマシなんじゃないですか?師匠」
「ぶふっ!?」
ちょっとショックを受けていた俺だがイリナと黒歌は慰めてくれた。あとルフェイ、確かにリーゼントよりは恥ずかしくはねぇんだけど笑うのは止めろ。隣にいたリアスさんは思い出し笑いしないでください。
「わりィな、イッセー。DNA情報は大量にいるんだ、じゃなきゃ花が咲かない」
与作さんは俺の髪を器に入れると再生の種を中心に置いた、そして何かの液体を垂らして暫くジッとしているとぴょこんと芽が飛び出した。
「あっ、芽が出てきましたよ!」
「どんどん成長していくわね」
アーシアが嬉しそうに目が出たと喜びティナが成長の速さに驚いていた。そして大きくなった芽に満開の花を咲かせた。
「おおッ!咲いたぞ!」
「騒ぐな!これはまだ第一段階だ」
喜ぶ俺だが与作さんが騒ぐなと注意する、そして花の中央にある丸い球体に視線を向ける。
「与作さん、この花の真ん中にある球体はなんだ?」
「こいつは再生の花の種だ、こいつにお前の体のDNA情報が全てつまっている。勿論お前が失った指の情報も入っている」
「これをどうするんですか?」
「お前の指にはめ込むのさ。ちゃんと反応してお前の細胞と結びつけばお前の指を完璧に複製してくれるはずだ」
「なるほど……とても興味深い植物ですね」
俺やアーシアの質問に与作さんは丁寧に答えてくれた、つまりこの花の種を使って俺の指を再生させるんだな。それを聞いたルフェイは興味深そうにその種を見ていた。
「さあコイツを傷に埋め込むぞ、イッセー。種はシャボン玉のように脆いからな、体を揺らしたりするんじゃねえぞ」
「分かったぜ、動かさないように気を付ける」
「よし、いくぞ……!」
与作さんはそ〜っと種を指で優しく摘まんで俺の指に運んでいく。
「再生の種は希少でそう何粒もあるわけじゃない、割れたらおしまいだと思え……」
「……」
「もう少しだ……」
全員が静かに成り行きを見守っていた。ゴクリと唾を飲みこむ音が部屋に響く。
「……ふぁ……」
「ちょっ……!ゼノヴィア……!?」
マズイ!?ゼノヴィアがくしゃみをしそうになっているぞ!隣にいたイリナもそれに気が付いて小声で驚いていた。
「ゼノヴィアさん!駄目です!」
「堪えなさい!」
アーシアとリアスさんも小声で注意するがゼノヴィアはついに……!
「……出なかった」
ふう、危なかったぜ……どうやら不発に終わったみたいだな。
「へぶしょい!」
「あっ……」
安堵した俺の目の前で豪快にくしゃみをした与作
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