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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第66話 イッセーよ、決断せよ!小猫の愛とグルメ細胞の力!
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入れることが出来たみたいです」
「ほう、それは楽しみだな……おおっ!?何という甘さだ!?それでいて濃厚でいつまでも味が舌に残っているぞ!?」
「ゼノヴィア、私にも頂戴!」
「自分で持ってこい!コレは私のだ!」


 ゼノヴィアはBBコーンのポタージュを見つけて小猫ちゃんがBBコーンについて説明した。それを聞いたゼノヴィアはワクワクした様子でポタージュを飲むと感激した様子を見せる。そういえばゼノヴィアとイリナはBBコーンを入手したときにはいなかったな。


「イッセー……その、大丈夫なの?」
「何がですか?」
「指の治療よ、昨日はとても悩んでいたじゃない」


 俺の様子が変化したのを感じたリアスさんがそう聞いてきた。あっ、そういえばまだ説明していなかったな。


「リアスさん、心配をかけてしまってすみませんでした。でももう大丈夫です、俺は治療を受けることにしました」
「えっ、そうなの?でも与作さんは5年もかかるって言っていたじゃない」
「ええ、でもそれはあくまで今までのルールです。5年もかかるというルールを俺が破ってやりますよ、祐斗や朱乃さんがそうしたようにね」
「……そう、決心がついたのね」
「それに……」


 俺はチラッと小猫ちゃんの方を見ると丁度彼女と目が合った。小猫ちゃんはニコッと俺にほほ笑んで俺もニカッと笑った。


 俺を信じてくれる女の子がいる、だから決心がついたんだ。


 食事を終えた俺達は直ぐに与作さんの元に向かった、再生所に入ると治癒ゼリーに入って食事をしていた祐斗と朱乃さんがいた。


「祐斗、朱乃さん。調子はどうですか?」
「イッセー君、皆!」
「来てくださって嬉しいですわ」


 俺達は二人に側に駆け寄った。どうやら食事が出来るまで回復したみたいだな。


「調子はどうだ?」
「うん、とても調子がいいよ。ただ食事の量が増えたから何か食べていないとお腹が空いてしょうがないんだよね」
「まあグルメ細胞と適合したからな、慣れるまではかなり食わないといけないぞ」
「あはは、食費が大変そうだ……」


 グルメ細胞と適合したことでカロリーを多く消耗するようになったからか以前の祐斗では考えられないほど食べていた。もう少し体が慣れるまでは暫くはこんな感じだろうな。


「イッセー君!わたくしの相手もしてくれないと嫌ですわ!」
「朱乃さん、ちょっと幼児化していませんか?」
「だって死にかけたのよ?だから反動でイッセー君を求めてしまいますの♪ほらほら、わたくしの頭を撫でてくださいまし、イッセー君♪」
「甘えん坊になっちゃいましたね、朱乃さん」
「あっ……うふふ、イッセー君の腕、とっても温かいですわぁ……」


 治癒ゼリーに入っている
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