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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第66話 イッセーよ、決断せよ!小猫の愛とグルメ細胞の力!
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伝える。


「う、嬉しいです……!先輩に求めてもらえる日が来るなんて……!」
「そんなに驚くことか?」
「だっていつもアプローチしても手を出してくれなかったですし……」
「そ、それは……ごめん。俺もどう誘ったらいいか正直わかんなくてな……でも俺も男なんだ、単純だけどこういうご褒美があればもっと頑張れると思ってな……こんなムードもない時に時にごめんな」
「いいんです……私、今本当に嬉しいから……先輩!」


 小猫ちゃんは俺に抱き着くと唇を重ねてきた、ただ触れ合うだけの軽いキスだったが俺の心臓は今までで一番早く動いているんじゃないかって思うくらいの鼓動を打っていた。


「ん……ぷはぁ……」


 そっと唇を離して片腕で小猫ちゃんを抱きしめた。小猫ちゃんは嬉しそうにほほ笑むと上目遣いで俺を見てくる。


「今はここまでですね……」
「続きは指を治してからだな」
「絶対に治してくださいね。私、待っていますから……」
「ああ……」


 お互いの体温を感じながら強く抱きしめあう、そして小猫ちゃんは俺から離れた。


「今日は部屋に戻りますね。このまま先輩と一緒にいたら我慢が出来なくなっちゃいますから……」
「お、おう……」


 いつもの愛らしい笑みではなく大人の女性を感じさせる妖艶な笑みを見せる小猫ちゃんは朱乃さんに負けないくらい色っぽかった。


「それじゃあ失礼しますね、イッセー先輩」
「ああ、お休み。小猫ちゃん」


 小猫ちゃんは部屋から出ようとするが一旦足を止めた、そして俺の方に顔を向けるとニコッと笑みを浮かべる。


「愛しています、イッセー」


 そう言って小猫ちゃんは自分の部屋に戻っていった。


「……不意打ちはずるいぜ、白音」


 俺は真っ赤になった顔を指でかきながら俺は眠りの中に入っていった。



―――――――――

――――――

―――


 翌朝早く起きた俺は腹が減ったのでホテルのバイキングに向かった。昨日は悩んでいてあんまり食べられなかったからな。


「うめぇ〜!蟹ブタのソーセージは格別だな!これをレモレタスと黄金小麦のパンにはさんで食うと……かぁ〜!より一層上手くなったぜ!」
「十黄卵のスクランブルエッグ……ん〜っ!濃厚な卵のコクと甘みがトロッと舌に絡みついてくるわ!美味しい!」


 俺とイリナは朝からモリモリと食事を楽しんでいた。いやぁ〜、朝から最高の食事が楽しめるなんて鉄平には感謝だな!


「おおっ!今日は運が良いですね!BBコーンのポタージュがありますよ!」
「BBコーン?なんだソレは?」
「人間界で食べられるグルメ界の食材です、さっきホテルの人に聞いたら運よく仕
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