T La bambina da I'ARIA…
第010弾 転校生と本気の戦い
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狙いは・・・蘭豹と瑠璃。
「ウチを舐めんじゃねぇぇぇぇ!!」
蘭豹は斬馬刀で焔の剣を斬り捨てようとした。
「・・・・ッちぃ・・・・アジな真似してくれるやんけぇ・・・」
だが、焔の剣は蘭豹の振りかざした斬馬刀が触れた瞬間に爆発する。
そして、その爆風は蘭豹を軽々と吹き飛ばした。
「厄介な技を・・・・」
それを見た瑠璃は舌打ちをし、そう吐き捨てた。
「どうです・・・、姉様?この『まわる焔の剣』の威力は。さぁ・・・・存分にその威力をその身をもって体感してください!」
翡翠の背後に現れた魔法陣から焔の剣が大量に生成され、瑠璃に襲いかかった。
「だったら・・・。コレで相手奉る。『エクスキューショナーソード』!!」
瑠璃は手に持っていた刀を鞘に戻す。
そして瞬時に両手に能力で長刀を生成し、襲いかかる焔の剣を斬りながら突貫する。
瑠璃の刀に触れた焔の剣は蒸発し消滅した。
それは何故か。
理由は『エクスキューショナーソード』の効果にある。
その効果とは、触れたものを強制的に物質を固体・液体から強制的に気体へと相転移させる事。
物質によっては効果を受け付けないものも存在する。
気体への相転移は「蒸発」を意味し、効果範囲に強大な破壊をもたらしてあらゆるものが消し飛ぶのだ。
更に、相転移した物質は大量の融解熱、気化熱を吸収することで周囲の温度を大幅に下げて
相転移を回避しても低温に曝すという二段構えの効果もあるのだ。
瑠璃は敢えて焔の剣に触れて爆風を発生させる。
発生した爆風の勢いを利用し、跳躍する瑠璃。
そして上空から翡翠に斬りかかる。
「甘いですよ!!『影布七重対物障壁』!!」
翡翠は無数の影を変換させた帯状の武器を重ねて相手の物理&魔法攻撃を防ぐ盾を展開する。
瑠璃の攻撃はその障壁に阻まれてしまった。
「だったら・・・これでっ・・・・」
瑠璃は展開していた『エクスキューショナーソード』を解除し、
次なる一手を放とうとした。
が、復活の蘭豹に阻まれた。
この好機を逃さない翡翠は次なる一手を繰り出した。
「剣風華爆焔壁!」
炎を纏わせた刀を払う。
放たれた爆焔は瑠璃と蘭豹に襲いかかる。
蘭豹は跳躍で避けようとする。
…………が、爆焔の威力が強過ぎるゆえに蘭豹の脚に掠る。
それにより、蘭豹は体勢を崩されて墜ちてしまった。
「|終わりなく白き九天《アペラントス・レウコス・ウ
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