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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第百三十八話 銀河帝国・自由惑星同盟連合軍vs新生・自由惑星同盟―第四次ティアマト会戦 その1
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はすべて独自に動くように指令された。
 全軍の統率をしていては勝てはしない。それぞれの力量と技量を最大に展開して戦う。
 これが、ラインハルトの出した結論だったのである。
 そして、もう一つの要素――。
 キルヒアイス艦隊である。
 キルヒアイス艦隊は後方にあってフィオーナ艦隊を守る態勢を構築しつつ、戦線が崩壊しそうなポイントを見極め、そこに麾下の高速機動艦隊を派遣して戦線崩壊を食い止めていた。
 さらに、キルヒアイスの発案で指向性の強力な電磁照射システムを搭載した各艦隊は、突入してくる敵めがけて照射し、艦の航行を狂わせ、体当たり突入を阻止した。これによって体当たり戦法は無効化され、今のところは純然たる艦隊戦で推移している。
 そして、ダイアナの中央艦隊10万余隻もコアとしての責務を果たし続けていた。彼女の真髄は、鉄壁ミュラーやフィオーナにも負けず劣らずの緩急自在な防衛戦闘である。
 ラインハルト、ヤン、キルヒアイスらの支援を受けているとはいえ、10万余隻はまるで一枚の壁と化したかのように敵軍の攻勢を跳ね返し続けていた。

 それでも、戦力イコール体力であり、それが少ない連合軍側は徐々に削られつつあった。




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