第81話
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つ絶大な権力を持つ人物になるでしょうからね。」
「ええ……少なくても、アルノール皇家の方々にとっては頭が上がらない存在になると思うわ。」
話を絞めたメサイアの説明を聞いて疲れた表情で呟いたクロウの提案を聞いたマキアスは困惑の表情で呟き、マキアスの言葉に静かな表情で否定したユーシスは真剣な表情を浮かべて答え、ユーシスの言葉に頷いたアンゼリカはミュゼを思い浮かべて疲れた表情で溜息を吐き、ラウラは複雑そうな表情で、サラは真剣な表情でそれぞれ推測した。するとその時通信の音が聞こえ、音を聞いたベルフェゴールは自分のENGMAを取り出して通信を開始した。
「もしも〜し。あら、ご主人様じゃない。ええ、今話は終わった所だからそっちに戻るわね。――――――ちょうどご主人様の方も会議が終わったみたいだし、私達も失礼するわね♪明日はお互いの目的の為にも、頑張りましょうね♪」
通信を終えたベルフェゴールはアリサ達にウインクをした後転位魔術でその場から去り
「それでは私達も失礼しますわ。ユリーシャさん、お願いします。」
「ええ。我が主の交友関係を壊さない為にも貴方達がこの身達に協力関係を持ちかけた件に関してはこの身達の胸に秘めておきますから、ご安心ください。――――――失礼します。」
「貴方達が目指す”第三の道”を見つけられる事、個人的には応援しているわ。――――――それじゃあね。」
ベルフェゴールに続くようにメサイアはユリーシャと共にアリサ達に別れの挨拶を告げた後転位魔術でユリーシャと共に去り、アイドスも別れの言葉を告げた後自身の転位魔術で去って行った。
そしてアリサ達はメサイア達との話が終わるとオリヴァルト皇子に連絡して、レヴォリューションの件を含めた話をオリヴァルト皇子に伝えた。
同日、PM9:50――――――
「そうか………メサイア君達からそのような話を………――――――ありがとう、君達が彼女達から聞けた話は私にとってもとても貴重な情報だったよ。」
「いえ……話が聞けただけで、結局肝心の協力は取り付けられませんでしたから、わたし達の力不足で申し訳ございませんでした。」
端末に映るオリヴァルト皇子に感謝の言葉を述べられたトワは複雑そうな表情で答えた。
「それは仕方ないさ。彼女達はリィン君の為に力を貸しているのだから、当然彼女達にとって一番優先すべき事柄はリィン君だからね。それよりもリィン君が”灰獅子隊”とやらの”軍団長”で”少将”に昇進か……ハハ……もう、気軽に”リィン君”と呼ばない方がいいかもしれないね。」
「幾ら地位が上がったとはいえ、リィンは自分に対する呼び方等気にしないというか、むしろ以前とは違う呼び方で呼んだ方が気にすると思いますけど……」
疲れた表情で呟いたオリヴァルト皇子の言葉にエリオットは戸惑い
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