Pico07 さーくる☆合同ライブ対策会議(カオス確定)
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ますき)
ますきは私の仕事の有無の疑問を口にした。
「いえ・・・亜麻音ちゃんは・・・その仕事は入ってないので・・・・大丈夫です」(白金燐子)
その疑問に答えたのは手帳を手にした燐子だった。
私のマネージャーの彼女はスケジュール管理も仕事のうちなのだから、知っていても可笑しくはない。
「そっか・・・だったらトップ飾ってもいいよな?」(佐藤ますき)
「おー、ナイスアイデア!ますき!!」(大和萌々)
「私は特に希望もないし賛成かな」(湊由愛)
「私も賛成」(和奏レイ)
「・・・だってさ、亜麻音。どうする?」(青葉帆乃花)
「じゃあ・・・・Sublimatumは最初で」(御神亜麻音)
「あ、はい・・・・。了解です」(山吹沙綾)
こうしてSublimatumはトップバッターとなった。
ラストで私達の歌でドーン! ってリボンのシャワーを撃ったらみんな笑顔になると思うの!」(弦巻こころ)
満面の笑みでそう告げるのはこころ。
笑顔が可愛すぎて反則級だわ・・・・・。
「最後に31人全員できらきら星歌いたい!」(戸山香澄)
そんな提案を出してくる香澄。
「やっぱり……アタシ達も最後がいいかも……」(美竹蘭)
周りに流されてしまい、意見を曲げてしまう蘭。
『う〜ん……』
その結果、 6バンド中5バンドが最後を所望するという状況。
その事実に場の空気は重くなってしまった。
「ねぇ・・・お姉ちゃん、ちょっと良い?」(湊由愛)
その空気を打ち破るかの様に発言したのは由愛だった。
「なにかしら?由愛」(湊友希那)
「もしかして・・・・怖いの?」(湊由愛)
「怖いって・・・何の事かしら?」(湊友希那)
「とぼけなくてもいいんだよ?お姉ちゃん・・・私の後に歌うのが怖いんでしょ」(湊由愛)
「由愛・・・・・本気で言ってるの?」(湊友希那)
「当たり前じゃん。お姉ちゃん、私の後に自分が歌うのが怖いから最後に順番を指定したんでしょ」(湊由愛)
まさかの姉である友希那を煽っていた。
場に剣呑な空気が流れる。
リサと紗夜と私が止めようとしたが、無理だった。
湊姉妹の言い合いは続く。
「私も舐められたものね。だったら良いわ。山吹さん、私達は2番目でお願いするわ」(湊友希那)
「あっ・・・はい。了解です・・・」(山吹沙綾)
由愛の挑発にまんまと乗せられた友希那はRoseliaの演奏順を2番目に指定した。
由愛は「してやったり」という表情だった。
まさかの姉をコントロールして順番を決めさせるとか。
由愛・・・策士か。
私・リサ・紗夜はそんな由愛に戦慄していた。
と、同時に次の合同ライブのSublimatumのボーカルは由愛に決定したの
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