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ガルパ☆ピコ Withしおん
Pico02 くらトーーーク(何処かのバラエティ見たいだと言わないで)
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らいぶはうす・さーくる☆。
今日も此処ではガールズバンドによるライブステージが開催されていた。
その開催バンドは「Poppin‘Party」である。
演奏も進んで、ライブは終盤に差し掛かっていた。
最後のパートの演奏を終え、

「いぇーーーーーーーーーーーいっっっ!!!!」

香澄がお客のコールを求めた。
・・・・・が、反応は無残にもなかった。
そして、お客の数は3人。たったの3人である。
しかもそのうちの一人がスマホに視線が行ってて興味があるのかが不明。
・・・と、言う有様である。
数あるガールズバンドが此処、さーくる☆でライブを行ったがここまでお客が少ないのは初じゃないですかね?
こうして、(不名誉な)記録を樹立したPoppin‘Partyのライブは幕を閉じたのだった。

・・・・・その日の夕方。
市ヶ谷家の蔵で反省会(?)が行われていた。

「お客さん・・・・・居ないじゃーーーーーんっっっ!!!!!!」

香澄が大きな声で今日のライブのお客の少なさに不満をぶちまけていた。
・・・・・あ、皆さんどうもです。御神亜麻音です。
私は今、ポピパメンバーと共に蔵なう。

「お前、ポピパメンバーじゃないだろ!!!」って?

うん。だけどさ、強引に誘われたんだよ。断ろうとしたら

「亜麻音先輩・・・・・・私達と一緒にいるの嫌なんですか・・・・?」

って、皆(香澄・おたえ・りみ)に上目遣い+涙目っていうコンボ使われたんだよ!!!それに耐性ゼロな私は引き受ける以外の答はなく、今此処に居るという訳だ。
話を戻そう。

「とうとうお客さん3人になっちゃったね・・・・・」(りみ)
「私達より少ないじゃねーか!!!」(有咲)
「でも、私達の演奏は上手くなってると思う」(たえ)
「うぅ・・・・じゃあなんでぇ・・・・!?」(香澄)

香澄は涙目でお客が少ない理由を質問した。
どかっ・・・と有咲はソファーの背もたれに腰掛け、溜め息一つ。
「Roseliaとかハロハピのライブはすげー人だったよな」
有咲が先々週行われたRoseliaのライブと先週行われたハロー・ハッピーワールドのライブを思い出して発言した。
私もどっちも見に行ったけど、すごい人だった。
まぁ・・・Roseliaは高い演奏技術、ハロハピは奇抜な?パフォーマンスという長所があるのが一因だと思うんだよね。私的に。
そしてさ・・・こころ(従姉妹)の笑顔はマジで天使・・・(昇天寸前)

「あ、そうそう。ライブといえば、亜麻音先輩のライブも凄い人だったよね」(りみ)
「うんうん。師匠のライブ観客人数は凄かった」(たえ)
「え・・・?私の?」(亜麻音)

おたえの発言に現実に戻される私。言ってる意味分からずこてん。と首を傾げた。

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