暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギア〜響き交わる伴装者〜
第18節「刻み込まれた痛み」
[後書き]

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作戦開始までの空いた時間――

ツェルト「落としたビニールの中身、無事でよかったな」
切歌「折角たくさん買って来たのに、無駄になったら勿体ないところだったデス……」
マリア「それにしても、よくこんなにたくさん買えたわね? 幾らしたの?」
調「なんと、全部タダでした」
ツェルト・マリア「「た……タダぁぁぁ!?」」
ツェルト「これ全部タダだったのか!?」
切歌「今朝、助けたお兄さん達にタダ券貰っちゃったのデース!」
調「本当は、二人にも食べてもらいたかったもの、いっぱいあったんだけど……持ち帰るとなると、種類が限られちゃって」
マリア「二人とも……ありがとう。こんなにたくさん持って帰ってきてくれたんだもの。十分嬉しいわ」
ツェルト「ネフィリムの餌は持ち帰れなかったけど、俺達の飯が確保できたんなら結果オーライかもな。これだけあれば、二日くらいは何とかなるだろ」
調「流星さん達には、感謝が尽きないね」
切歌「今夜はごちそうデースッ!」

マリア「傷みやすい物から優先して、今夜の夕飯にしちゃいましょう」
ツェルト「あとお菓子系はさっさと食べちまおうぜ。でかいネズミに持ってかれちまうからな」
マリア「お菓子しか食べないもんね、誰かさんは」
ウェル博士「ギクッ……」(キッチンの壁の向こうにて)



次回は久しぶりの「番外記録(メモリア)」を挟みます。

「姉さん。わたし、唄うよ……」

とうとう累計ではなく、無印からの話数で百話達成の次回、お楽しみに。
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