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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十六話〜見守る者たち
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私は口を開いた。
「「ツッコミ」」
「やっぱりか!」
やっぱり同じだった。
…………………………………………………………………………
おバカ騒ぎを追えて本題に入る。
「そうそう、君も座りなよ」
「いえ、自分はここで……」
「じゃあさ、ケーキ、いるでしょ?」
「いえ、自分は……」
「じゃあ、お土産にあげるから六課のみんなと食べてよ。ね?」
「は、はい……ありがとうございます」
これはロッサとティアナの会話だが、本題はこれではない。断じてこれではない。
大事なことなので二回言いました。
(今回の事は前線にも?)
(予言関連はぼかしてあるよ。地上本部が襲われる可能性がある、という事だけや)
(なるほど、それより僕はあの男のあの時の発言、あちらの方が気になるんだが……)
(あれは結局よくわからんのよ……ほかの三人はよく聞こえてなかったみたいやし)
(そうか……)
クロノ君の気になる発言、とは聖王教会での会談の時のことだ。
カリムに協力をお願いされた時、近くにいた私にギリギリ聞こえるくらいの声で
「この予言が俺たちを呼んだのかもしれねぇな……」
と呟いていたのだ。解散後、部屋を後にしたなのはちゃん達三人の後を追おうとすると、クロノ君がこのことを私に話した。それで後で聞いてみる、といったのだが……
単刀直入に聞いても答えてなどくれるわけがない、というのは重々承知だったのでそれとなく
「なんで私がマスターに選ばれたんやろうな?」
と、聞いたのだ。
そうしたら
「俺たちの幸運がないからだろ」
とはぐらかした答えが返ってきたのだ。
で、人の事を疫病神みたいに言うな!といったら、
「ステータスがマジでそうなんだって!嘘だと思うなら見てみろ」
といわれ、マスターの権利の一つであるというステータス透視、そのやり方を聞いてみると………
(でも、わかったことはあるよ)
(ほんとうか?)
(あの二人、幸運がない)
(……………は?)
(マスターにはサーヴァントのステータスを見る能力があるんや。それでみたら幸運が最低クラスやった)
(どうでもいい情報だな………)
ほかにも筋力や敏捷などわかったことは多いのだが、ここでは省略する。
(てなわけで収穫はなしや)
(いやまて、てなわけでな意味わからないから!)
(も〜、クロノ君のいけず〜)
(いけず〜、じゃない!)
(あっ!忘れとった!!)
(なにかあったのか!?)
(いや、こっちの話や)
(そんなどうでもいいこと念話で伝えないでもっと有用なことを話してくれよ……)
(だが断る!)
(そんな
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