暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〈インフィニット・ストラトス〉 飛び立つ光
大胆で熱い乙女心と戸惑う少年の心?
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開けると闇夜が言っていたのを閃輝は思い出した。闇夜はかなりの酒豪で、美味い酒であれば、日本酒、ワインなどどんどん飲むタイプで噂では星熊 勇儀と酒の飲み比べをし互角の飲み合いをしたとかそれほど闇夜は、酒に強い。

「それじゃ乾杯」
「「乾杯」」

3人は静かにグラスをぶつけた、グラスは鈴のような心地よい音を立てた。
そしてワインを口を運び、味を楽しむ。

「ふぅ・・・ちょっと強いけど美味しいですね」
「そうかしら?私は弱いと思うけど?」
「私もよ」
「え〜・・・」

咲夜と雛はあまり弱いというが、閃輝は闇夜ほどではないがかなり酒に強い
これが強いと感じるのに、雛と咲夜は強いとは感じない。
閃輝は可笑しいと思ったが、雛は厄神、咲夜はこれ以上の物を飲んでいるという事で納得した。

「まあお二人が弱いって言うんだったら俺が弱いんですかね?」
「そうかもしれないわね、おつまみも食べてね」
「そうよ、美味しいわよ」

咲夜はワインを飲みながら、雛はつまみを口にしながら妖艶に笑った
その笑みを見て、閃輝は胸の高鳴りが高くなり、心臓がかなりの速度で鐘を打っている。

「そ、そうですね///」

閃輝はつまみにも手を伸ばして食べ始めた、そしてそのまま
乙女2人と少年1人の晩餐が始まった。

閃輝は外界での事を二人に聞かれて、IS学園であった事を包み隠さずに話した
その話を聞く、咲夜と雛は、少々酔っているのか笑って話を聞いていたが、これは酔いよる笑いではないと閃輝は直ぐに気付く事になる。

晩際は夜遅くになっても、終わりはしない、閃輝は咲夜に紅魔館は大丈夫かとこの家はどうしたかと聞くと

「大丈夫よ、ちゃんと許可は貰ってるから。この家は以前に妹様と夜のお散歩の時に妹さまが見つけて私が管理する事になったのよ。
と言っても1月に1回来るかこない位しか来てないけどね」

と言われて閃輝はそれ以上追求しなかった、そのまま酒を飲んでいく閃輝だったが身体に起こる変化に気付いた、身体がどんどん熱くなっていくのを感じた
最初は酔った性だと思ったが、次には手や腕に力が入らなくなって行った。

「す、すいません・・・俺ちょっと、外で涼んできます・・・酔いが回ってきちゃったみたいで」

そう言って席を立つ閃輝であったが、その間も次には頭がクラクラとし始め身体に更に力が入らなくなって行く。それでも無理矢理力を込めて
玄関に向かおうとするが遂に足に、力が込められなくなり重力に従って床に倒れていくがギリギリの所で両脇から手が差し込まれ、閃輝は立たされた。
咲夜と雛が左右から閃輝を支えているのだ。

「す、すいま・せん・・・」

閃輝は、まともに頭が働かない中、言葉を振り絞ったが、咲夜は閃輝を前から抱きしめ雛は後
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