暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga4-A届け!〜One for All〜
[7/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
」
強く光る左ストレートを繰り出すルシルさん。アインハルトさんは掲げた両腕でしっかりガード。反撃に出るアインハルトさんのフォローをするためにわたし達は駆け出した。アインハルトさんの右ストレートを時計回りに1回転することで捌いたルシルさんは、アインハルトさんの軸足の膝裏を軽く踏んで体勢を崩させて、上半身が反ってる中でお腹に左拳を振り下ろすと同時、直撃と同時に魔力を爆発させた。
「「「アインハルトさん!」」」
地面に叩き付けられたアインハルトさんが起き上がろうとしてるのを見てホッとする。でも、ダウン中のアインハルトさんへの攻撃は出来ないから、ルシルさんがわたし達の方に体を向けた。そして両肘がグッと後ろに引かれると、両腕に付加されてる冷気と閃光がひと際強くなった。
「砲撃が来る!」
――
凍て砕け汝の氷槍
(
コード・サルツィエル
)
――
――
煌き示せ汝の閃輝
(
コード・アダメル
)
――
「ゴライアス! お願い!」
――ダブルロケットパンチ――
突き出された両拳から放たれた直射砲。コロナの指示でゴライアスは両腕を砲撃に向かって発射。両腕と2発の砲撃は激突して、右腕は氷漬けに、左腕はバラバラに吹き飛んだ。どっちを受けても戦闘不能になりそう。とにかく、さっきみたいに挟撃するためリオと一緒に駆け出す。ルシルさんはわたしとリオを交互に見た後、リオに向かって突撃。
「あわわ! お、お願いします!」
「こちらこそ!」
リオの元に行こうとしたんだけど、アインハルトさんの様子がおかしいことに気付いて足を止めた。上半身を起こして両手を地面に付いてるけど、フラフラしてる。
『こちらルーテシア。ヴィヴィオ、アインハルトをリヴィアのところにまで連れてきて。さっきの一撃でライフが危険域ギリギリ』
「わ、判った!」
『リオ、コロナ。ヴィヴィオが戻ってくるまで2人でルシルさんを抑えて』
「な、なんとかやってみる!」
「でも、出来るだけ早く!」
リオがルシルさんと直接殴り合って、コロナとゴライアスがサポートすることで、ルシルさんを抑えてる。そんな2人に「待ってて!」って伝えてからアインハルトさんの元へ。
「アインハルトさん、いったん下がります!」
「だ、ダメです、ヴィヴィオさん。・・・まだ、戦えます・・・」
「いいえ。今は下がってください。ここで脱落しちゃうのはもったいないです」
アインハルトさんに肩を貸して、そのままルールーの居るところまで一緒に向かう。その間、ルールーがリオ達の交戦映像を観せてくれる。わたしとアインハルトさんはモニターから目を離さずに、ルシルさんの動きをしっかり観察。
「下げた右腕はジャブやアッパー、曲げた左腕はストレートとフック・・・」
「
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ