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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga4-A届け!〜One for All〜
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ロナ、リオ、ルーテシア、リヴィア・・・アインハルト」

そうしてルシルさんもポジションに着くために去って行って、わたし達も「それじゃあ私たちも移動しよっか」ルールーの言葉に頷いて、それぞれのポジションに着いた。そこで防護服に変身して、準備完了だ。

『では、午前最後の第2戦目。開始5秒前!』

『4!』

『3!』

『2!』

『1!』

『『『『試合開始〜♪』』』』

メガーヌさんとアイリとアギトとリインがカウントして、開始の合図としてアインス補佐官が銅鑼を鳴らしました。

――舞い振るは汝の獄火(コード・サラヒエル)――

それと同時、わたし達に向かって蒼く燃える炎の槍の雨が降ってきて、ルールーが「散開!」って指示を出した。ルシルさんの魔力出力の制限が緩くなってるから、その威力も高くなってる。だからわたしとコロナとリオとアインハルトさんはその場からすぐに離れる。

『私とリヴィアは、ここで待機しておく! ヴィヴィオ達4人でルシルさんを撃墜して!』

『少しでも温存して、はやてさんとシャマル先生を叩くからね!』

それが作戦の1つでもあるからわたし達は「了解!」って応じて、さらに追加される炎槍の雨を躱し続けながら、「おおおおお!」ルシルさんの元にダッシュ。

――ケレリタース・ルーキス――

『支援攻撃行くよ!』

――ハーツイーズクロスファイア――

転送スキルによってルシルさんのすぐ側にリヴィの射砲撃が転送された。リヴィも出力制限が掛かってるから魔力弾も砲撃も本来に比べてその数が少ないけど、それでも至近距離に転送されるのは変わらずな所為で防御も回避も難しいいやらしいコンボだ。

「コロナ、リオ、お願い!」

「「うん!」」

ルシルさんが菫色の魔力爆発に飲まれたのを視認。ルシルさんへリヴィの追撃が続く中、コロナが召喚魔法陣を展開して、クリスタルのコアを足元に落とした。コアは地面の中に吸い込まれていって、「創主コロナと魔導器ブランゼルの名のもとに!」って詠唱。すると地面が盛り上がって、コロナの後ろに大きなゴーレムが出来上がった。

「叩いて砕け、ゴライアス!」

コロナの準備が整ったのを見て、今度はリオが「次はあたしの番!」って地面を思いっきり踏みつけた。そして地面に走った亀裂に両手を突っ込んで、「うおおおおおお!」大きな岩盤を持ち上げた。

「コロナ! お願い!」

「うん! ゴライアス!」

リオの持ち上げた岩盤をゴライアスがひょいっと持ち上げて、リオはさらに岩盤を持ち上げた。

「「龍王破山墜!!」」

リオとゴライアスが岩盤をルシルさんに向かって放り投げると同時、リヴィの追撃が止まった。魔力爆発によって発生した煙の中に2つの岩盤が吸い込
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