第二十二話 特訓
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れど、彼女は人間だよ」
モデルXがそう言うと、ヴァンは疑問を口にした。
「何でそんな大昔の人間なのにセルパンが裏切る前まで生きてるんだ?いや、今も生きているのかもしれないけど」
「あ」
プレリー達の話す内容の深刻さもあってか初代司令官がどうして人間なのにそんなに長生きしていたのかエールは気にしていなかった。
「確かにそうだよね…プレリーのお姉さんってどうやって長生きしてたんだろ?」
「………止めようエール、何か気にしちゃいけない気がする」
「うん、そうしよう」
デリカシーが欠けるヴァンもこの話題はあまりしない方が良いと判断して特訓を再開した。
「正解よ、女の子の年齢を気にするなんて最低のことよ」
「いや、お前らもう女の子の年齢じゃねえ…ぐはっ!?」
「黙りなさい戦闘超馬鹿」
失言を言いかけたモデルFにモデルLの体当たりが炸裂した。
「あいつは頭が良いからな、延命措置など簡単だろう」
オリジナルからの初代司令官への信頼を受け継いだモデルZの言葉で会話はこれで打ち切られた。
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