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魔転語(魔王転職物語)
9話〜宴会〜
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部だけで蒼天の義勇は冒険者五百人以上、所属している大規模ギルドだ。

「今日からお世話になる。マオです、よろしくお願いしまーす」

俺は、ギルドメンバー達に挨拶をする。

ちなみにマオ・テンペストとは名乗っていない、顔はあまり知られてないが元魔王ということを隠すためだ。

元魔王と知っている人間は、アレクセイ、リンファ、レイナの三人だけである。

そして、先ほど合流した。

「シャルルと申しますよろしくお願いいたします」

シャルルも自己紹介をする。

「この、マオとシャルルは、勇者レイナと共にパーティーを組み魔王討伐を目指すものよ、みんなサポートをよろしく頼むわ」

リンファの言葉に

『あのレイナちゃんとパーティーか!?』

『羨ましいぜ!よろしく頼むぞあんちゃん達!』

『『よろしくなぁー!!』』

ギルドメンバー達は、歓迎してくれる。

しかし、中には

『レイナ様とパーティーだと、私は断られたというのに!』

などと、よく思っていない奴等もちらほらと見える。

レイナは、美人だし勇者だし人気者だからな。

その隣に知らない男が居たらおもしろくないよな。

レイナを狙ってる連中は


「それでは、宴を始めるわ!……乾杯!」

ギルドマスター、リンファの掛け声で宴が始まるのだった。


「飲むぞぉー!」

そして俺は、初めての人間としての宴を楽しむのだった。



次回第10話〜宴会開始〜










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