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【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
第2章 見習い悪魔と不死鳥のハーレム団
第10話 開幕のゴングは不死鳥のハーレム団とともに
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全な状態』で使ってもいいのかね?」
「はい。神器の使用は禁止されておりません」
「それだけ分かれば充分だ」
一番の懸念だった事項が解決し安堵する。
やはり、彼女は、ボクに期待しているようだ。
つまり、『リアス・グレモリーを勝たせほしい』という彼女なりのメッセージだろう。
そのあとも、何度かやりとりがあって――リアス・グレモリーは、ボクの参加に猛反発した――ライザー・フェニックスは帰って行った。
レーティングゲームは10日後、そこで運命が決まる。
ライザー・フェニックスは強敵だが、既に勝つ算段はついている。
言い合いをした当初は、感情に身を任せて我を失っていた。
だが、途中からは落ち着きを取り戻し、逆にボクの身柄を餌にヤツを嵌めてやった。
一見、中立にみえたグレイフィアも、心情的にはこちら側のようだ。
ならば、ボクとしても、遠慮はいるまい。
10日後に、ヤツはさぞおのれの選択を後悔するだろう。
だがら、今まさに解決すべき問題は――
(リインフォースやシグナムたちにどう説明しよう)
――家族への対応だった。
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