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戦国異伝供書
第八十六話 紫から緑へその十一
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「そうされますか」
「特に学問に励み」
 そしてというのだ。
「そのうえで知恵を備え二度とな」
「この様なことにはならぬ」
「その様にされますか」
「これからは」
「そうするとしよう」
 こう言って松壽丸は今は書を読むことに励んだ、城を追われたがそれでも彼はそれで沈むことなく義母を大事にしてだった。
 そうしてこれからの為に備えていた、二度とこうしたことのない様にと己の心に強く誓いながらそうした。


第八十六話   完


                  2020・2・15
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