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仮面ライダージオウ 眩い世界
第三十三章

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「だから俺も一緒だよ」
「お前がピンチになったら来てやる」
「じゃあ俺もだ」
「だから俺は大丈夫だっていってるだろ」
「無理だって言ってるだろ」
「俺はお前より強いんだぞ」
「お前は馬鹿だからその分俺より弱いだろ」
 二人は言い合いをはじめた、だが。
 その言い合いもやがて終わり二人で常磐達に言った。
「じゃあな」
「またな」
「他の連中と一緒で何かあれば呼んでくれ」
「すぐに飛んで来るからな」
「それでまた一緒に戦おうな」
「そしてスサノオを倒すぞ」
「はい、それなら」
 常磐は二人にも頷いた、そしてだった。
 彼等が帰るのも見送った、その後で門矢と海東が言ってきた。
「また来る」
「何かあればね」
「その時にはまた菓子とジュースを用意しておいてくれ」
「それも食べたいからね」
「その二つは別にいいんじゃないかな」
「そうよね」
 ウールとオーラは二人の時空を移動するライダー達の言葉を聞いて言った。
「戦うにはね」
「必要ないよね」
「美味いものを食うのも戦いのうちだ」
 門矢はどうかと言う二人にこう返した。
「だからだ」
「お菓子とジュースはなんだ」
「用意しておけっていうのね」
「戦いの時はな、そして飲んで食ってだ」
 門矢は鋭い目でさらに言った。
「スサノオにまた勝つぞ」
「うん、じゃあね」
「その時は」
「そうしていくからな」
「じゃあまたね」
 海東も挨拶をした。
「会おうね」
「うん、こちらこそ」
「その時は」
「そういうことで」
「また来る」
 門矢が最後に言ってだった、二人は姿を消した。そしてだった。
 残った者達にだ、常磐の叔父が声をかけた。
「もう晩ご飯の時間だから」
「だからなんだ」
「皆食べていってね」
 こう言うのだった。
「今日はハンバーグだよ」
「ハンバーグですか」
 ウォズはそのメニューを聞いて微笑んで言った。
「それは何よりです」
「大きなのを何枚も焼くからね」
「そのハンバーグをですね」
「皆で食べようね」
「それでは」
「じゃあお店にに戻って」
「そしてね」
 ウールとオーラがまた話した。
「晩ご飯食べて」
「また楽しみましょう」
「店長さんのお料理本当に美味しいから」
 ツクヨミも笑顔だった、その笑顔で言うのだった。
「楽しみだわ」
「全くだ、では中に戻ろう」
「そうしようね、あと俺何の王様になるか決めたよ」
 ここで常磐がこんなことを言った。
「おおよそだけれどね」
「それで何の王様になるのかな」
「時計の王様になるよ」
 常磐は自分の叔父に屈託のない笑顔で答えた。
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