第二十八章
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「わかったよ」
ジオウはウォズに確かだが微笑んでいる声で応えた。
「今から行ってくるよ」
「俺もだ、そこで待っていろ」
こうゲイツに言うのだった。
「いいな」
「わかった、ではここで待たせてもらう」
「そうしていろ」
こう言ってだ、そしてだった。
二人のライダー達は奇巖山の奥に向かった、するとそこにだった。
ジオウ、魔王の時の姿の彼がいた。ジオウはもう一人の自分と言うべきその姿の持ち主に対して言った。
「スサノオだね」
「そうだ、君達が来るのを待っていた」
アナザージオウ、スサノオはジオウの問いに落ち着いた声で答えた。
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