第10話
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て、世界を救う。その為に、この世界に生きる人も、他の世界のライダーとも手を取り合って、俺は闘う!」
想定外のカードを切られたか、唸るアナザーダブルに俺はしてやったりとニヤリと笑う。
少々卑怯、とも取れるかもしれないが戦力の増強は合理的であり、必須だ。 その分デメリットもあるが・・・・・レジスタンスの面々は、何がなんでも守りきるつもりだ。
アナザーダブルは脅しは無理と、腕をスナップさせて臨戦態勢へと移る。だが、ああも豪語しておいて俺も負けるつもりは無い。 以前散々弄んでくれた借りを、ここで晴らす。
「・・・・・さっさと片付ける!」
「・・・・・行こうか」
アラタがそう叫び、懐からアナザージオウライドウォッチを、ウォズもそれに静かに頷いて、ビヨンドライバーを腰に装着して、ウォズミライドウォッチをそれぞれ起動させる。
《ZI-O・・・・・!》
《WOZ!》
アラタはアナザージオウライドウォッチを腰に装着された黒いジクウドライバーへと装填。
ウォズは右手のウォズミライドウォッチをビヨンドライバーへとセットし、ウォッチのボタンを押してそのカバーを開く。
《ACTION!》
高らかな音声が鳴り響くと、ウォズの周りを緑のレーザービームが照らす。その後ろで大きなデジタル時計が顕現する。
ウォズは右腕を大きく一周させ──
アラタは高まるオーラを感じながら──
その身を変える言霊を告げる。
「変身っ・・・・・!」
「変身」
ウォズは右手でドライバーのハンドルを前へと向ける。
《投影!》
《FUTUREーTime!》
アラタの周りを紫と黒のバングルが囲み。ウォズミライドウォッチからデータがドライバーに投影され、ウォズの身体を銀と緑の鎧が纏い。
《ZI-O・・・・・!》
《凄い! 時代! 未来! 仮面ライダー WOZ! WOZ!!》
アラタはアナザージオウへと。ウォズは仮面ライダーウォズへとそれぞれ変身を遂げる。
『うおおおっっ!!!』
「はああぁぁぁっ!!」
例え、生きている世界が違くても。贋作と真作であろうと。お互いの生きる世界を護るために、アナザージオウと仮面ライダーウォズは手を組み、今、互いの共通の敵へと駆け出していく──!!
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