第15話 再開篇B
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れぞれが、岐路につく。
雨宮は自分のアパートに到着後、チャットを起動する。
「ん?三島達に連絡するのか?」
「あぁ・・・・早いほうが良いと思って」
「だな、だけど話が話だ、直接会って話した方がいいと思うぞ」
「わかってる。」
DMO社で特別調査員になることが決まった時、もう少し仲間が欲しいと太宰さんに進言した。他にも自分たちが怪盗団だったことを知っている人たちのことだ。
我ながら図々しかったとは思う。そうなればその者たちの記憶封印異能を解除しなければならないからだ。
だけど、三島の情報は侮れなかったし、吉田議員は地道な努力のおかげで今や好感度ナンバーワン議員に上り詰めた。他の議員からの信頼も厚い。何かしら大物の情報が入るかもしれない。
一二三さんはアマチュアから将棋をやり直し今はかなり戦績もよく、さらに年下の面倒見もいいため慕われているみたいだ。何か言えないことも一二三さんには相談するかもしれない。
大宅さんはジャーナリストだ。相棒が回復したことでかなり落ち着き真実を追い求めているみたい。今後もよろしくといっていたし何か情報が手にはいるかもしれない。
武井妙さんは現在も四軒茶屋で診療所をしている。さらに実験していた新薬が好評で学会に行くこともしばしばあるという。本人はめんどくさそうにしていたが医療者からの情報が聞けるかもしれない。
岩井さんはミリタリーショップを現在も経営している。裏関係の情報が入手しやすそうだ。
太宰さんは真剣に話を聞き了承してくれた。
他にも学生コミュニティをゲームを通じて持つようになった織田君は封印解除はしないが調査隊のことは教えてもいいということを受けた。
そのことを話す条件に提示されたことは明智はある事件を追っている最中にミスを犯してしまい落ち込んでいたところ、そこに居合わせた探偵社員がここで一から修業しないかと勧めてDMOに入社するようになった。と説明をしてほしいといわれた。
ある意味嘘はついていない。すぐに全員了承した。
まだ時間はある。チャットで了承が取れた人から会いに行ってみよう。
結果からすると全員から了承の言葉をいただいた。
三島なんかは「怪盗団に情報渡したときみたいでわくわくするね!」なんていわれたが、立場としては真逆なんだけどと思う。
岩井さんは探偵なんかに協力するとわなと渋い表情だったが。
大宅さんはさすがジャーナリストDMOのことも知っていた。相棒の廃人化を回復させたりした功労者だというと即答でOK出してくれた。
ということで協力者が増えたといっても過言ではない。
DMOが許可してくれたと思う(異能を解除するのは異能特務課らしいが)。
もちろんDMO直々の協力者達ではないからアルバイトという
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