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探偵ストレイドッグス
第15話 再開篇B
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ると思っていたらしい。」

「へ!?それって。思いだす可能性もあるってこと!?」
「おいおい、それってまずくねぇか?」
「折角、安全に暮らせるかもしれないのに」
「思いだされたら台無しだな。」

思い込みがかなりある大衆。すぐに手の平を返すところをいやというほど見てきたメンバーが不安そうな顔をしてきた。

「ありがとう心配してくれて。でも大丈夫だから」

そう僕は言いその後の話をした、異能特務課の中に記憶封印できる異能力者がいること。それで話し合いの末東京だけでなく全国に異能での記憶封印に踏み切ることにしたこと。

「以前の僕の姿は、存在すらしていないんだ」
「いいのかよそれで・・・・学校の奴らだっていんだろ?」
「いいよそれで、みんな僕のこと探偵王子としか見てなかったから仲良かった奴いなかったから」

それに・・・・

「ホントは全員・・・・君たちのことも対象に入っていたんだ。」


その言葉に息を呑む

つまりはその異能がかけられたら最後明智のことをすっかり忘れてしまうということだった。

「パレスでお宝を盗めば改心するというというある意味洗脳みたいなことをワガハイ達もしてきたが、現実世界でそんな洗脳みたいなことができるのか?」

異能は恐ろしいな。

「でも、実際は私たちはあなたのこと覚えているわ」
「僕がお願いしたんだ。僕自身、覚えてほしかった。実際に他より縁があったあなた達と獅童には・・・」

「っ!!獅童は覚えているの!?」
「あぁ、自白で息子のことを証言した、それなのに息子がいないなんて言ってみろ証言が食い違って混乱するだろ?それに意趣返しさ、一生後悔しろって」

「そっちが本音だろ?」
「あ、バレバレかな。とにかく、力の使い方を一歩間違えると大変になる。それこそ、現実で証拠もなく精神暴走を起こせる人がいるかもしれない。」

ごくり・・・・

「それは覚えていてほしい」

「あ、それから?あのペルソナってロビンフットとロキだよな。なんで現実世界で出せるようになったのか」

「うん、実は俺もよく分からない。」

そうなのだ。ナイトウォーカーは何故出てきたのかもよく分からないが本人によれば意志の強さだというのだ。
元々、ロビンフットとロキ、2つのペルソナを所持していたが、どちらも俺自身の性分だから、それを認めたことで1つに融合されたのではないかということだった。

「でもさ、それってなんだかうらやましいよ。」

もう私たちは出せないんだしさ、っと杏がさみしそうに言う。

「明智は俺を特別だといっていたよな。だけどやっぱり明智も特別だよ。」


雨宮はそういった。

「これからはあなたはここで生きていくのよね?」
「はい、大学には行
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