第十三章
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「今から」
「ここで貴様等全員死ぬことになる」
「生憎君の言葉通りにはならないよ」
「それは何故だ」
「僕達が強いからだよ」
「その言葉も嘘だと言っておく」
こう言ってだ、そのうえでだった。
ライダー達はスウォルツそして彼が出したアナザーライダー達との戦闘に入ろうとした、だが。
ここで新たな者達が出て来た、それは。
桐生と万丈達だった、桐生は今まさに変身しようとしている常磐達の左手に仲間達と共に到着しオートバイから降りて言った。
「よし、間に合ったな」
「ああ、今から戦いに入るところだな」
万丈もその場を見て言った。
「丁度っていうところか」
「全くだな」
「あっ、また会ったね」
常磐はお互いに会話する桐生達を見て話した。
「元気そうだね」
「ああ、常磐ソウゴだったよな」
「そうだよ、そう言う貴方達は」
「桐生戦兎だ」
「万丈龍我だ」
二人はそれぞれ常磐そして彼の仲間達に話した。
「今回も一緒に戦わせてもらうからな」
「大船に乗ったつもりでいろよ」
「お前等行くからな」
今からとだ、猿渡は三羽に声をかけた。
「用意はいいな」
「へい、わかってますよ」
「思う存分暴れてやりますよ」
「ですから頭も頼みますよ」
「わかっているさ、助っ人ってのも悪くないよな」
猿渡は三羽に笑ってこうも言った。
「いざって時のな」
「この感覚いいですね」
「正義の味方って感じで」
「最高ですよね」
「ああ、俺達が来たから安心しろよ」
「とりあえず頼むな」
明光院は猿渡達の軽い調子は努めてスルーしてそのうえで言葉を返した。
「敵は強いからな」
「君達と詳しい話もしたいが」
氷室はこのことを話しながら述べた。
「しかし今から戦いだ」
「だからだね」
「後でじっくりと話そう」
「それがいいね、では助力を頼む」
「お互いに全力を尽くして戦うぞ」
「敵は強いですが恐れることはありません」
内海は落ち着いていた、いつもの冷静さを保っている。少なくとも仕事で不満に感じる製品を見た顔ではない。
「所詮小者、神の前の」
「そうですね、確かに」
ツクヨミは内海のその言葉に頷いた。
「兄さんは」
「話は聞いています」
スウォルツ、彼のそれをというのだ。
「何でもないです」
「では」
「はい、私達なら勝てます」
「それでは」
「今から勝ちましょう、勝った後はコーラで乾杯しましょう」
「コーラですか」
「皆さんの多くは未成年ですし今はお昼なので」
だからだというのだ。
「コーラです」
「ではそれを皆で」
「戦いの後は飲みましょう」
「ふん、長々とした話をしてくれたな」
ここまで聞いてだった、スウォルツは。
興を削がれた、その顔になって
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