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ラブライブ!虹ヶ咲スクールアイドル同好会ー時空の王ー
第1話 王様と夢を見る少女
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「逃げよう!」

歩夢はそう言って二人に言った。

「そうだね」


3人は走り出した。


ーーー商店街ーーー


ソウゴ達はうまく逃げてロボットが追い掛けてこれないスペースまで逃げて安心していた。

しかしロボットは力ずくでスペースを開けようとした。

「ヤバイですよ!先輩!」

かすみはそうソウゴと歩夢に言った。

するとロボットを同じ型のロボットが吹き飛ばした。

「早く乗りたまえ!早く!」

ロボットからそう男の声が聞こえた。

ソウゴと歩夢とかすみはロボットに入った。

ロボットの中には1人の若い男性が立っていた。

「貴方は?」

かすみは男性に名前を聞いた。

「話はあとだ!」

そう言ってパネルから何か数字を出して飛び出した。



ーーー1829年ーーー


ソウゴと歩夢とかすみは茶屋でお茶を飲みながらフードを被った男性の話を聞いていた。

「今から50年後の未来から私は君を王にするために来たんだ。君は世界を破壊するために魔王になる。そして強大な力であらゆる敵を倒してきた」

そう男性はソウゴに言った。

「俺が・・・魔王に?」

ソウゴはそう男性を見た。

「ソウゴくんは魔王にならないよ!」

歩夢はそう男性に言った。

「未来は枝分かれしている。その未来という枝の中に魔王になる未来があるんだよ」

そう男性はソウゴに言った。

「とりあえず、君は・・・」

すると前から何か騒ぎが起きていた。

ソウゴと歩夢とかすみはその騒ぎを覗き込んでいた。

「ケンカみたいだね」

ソウゴはそう歩夢とかすみに言った。

「やれやれ、仕方ないな」

男性は本を片手に持ちながらケンカの中に入った。

「その辺にしたらどうかな?」

男性はそう四人の男性に言った。

「うるせー!」

男性の1人は角材で殴り掛かった。

本を持った男性はマフラーの様な布を自在に操り角材を切り落とし回し蹴りで男性を吹き飛ばした。

「私を甘く見ない方がいい」

そう言って男性は本を閉じて残り3人を睨んだ。

残りの3人は怯えて逃げ出した。

「やれやれ」

男性はゆっくりと歩きながらソウゴ達の場所に戻り少しため息をした。

「一応言っておくがあまり過去に干渉しない方がいい」

そう男性は3人に言った。

「えっ?何でですか?」

かすみはそう男性に聞いた。

「過去に干渉すると歴史が壊れる可能性があるからだ」

そう男性は本を片手に持ちながら言った。

「うわぁあああああ!」

いきなり橋の上から声が聞こえた。

そこには赤いボディに仮面に[らいだー]
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