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魔転語(魔王転職物語)
7話〜レイナ・ペングラム〜
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。愛する嫁が……

俺の頭に嫁の顔がちらつくと

身体が悪寒が走り寒気がして震えてくる。

「震えてる。やっぱり怖かったんだね。大丈夫、大丈夫だからと」

レイナは両腕の力を強め、俺をさらに押しつける。

「ま、待て。く、苦しい息が…………」

この娘、本当は俺を魔王だと見抜いてここで殺ろうしてるのではないか?

あぁ…意識が飛んでいく。

「あれ?気絶している?」


その後、俺が目を覚ますとギルドのベッドの上だった。





一方、その頃マオとはぐれたシャルルは、

「ウォーターショット!ふう、これでだいたい片づきましたな。」

マオと、はぐれたあとシャルルは、一人でリザードトカゲを討伐しながらマオを探していた。

「マオ様ー!マオ様ー!どこですかー!」

マオを、探して下水道をさ迷うのだった。

その後、ギルドの者が来てマオがギルドに、居ると知りギルドに、戻るのだった。









魔王城〜王妃の部屋〜


「そろそろ、退屈だ」

ルシファー・テンペスト

マオ・テンペストの嫁であり、マオが、恐れる人物である。

今は、マオの嫁ということで、現在の魔王である。サタンの命令で監禁の身である。

「マオはまだ、見つからないのか?」

ルシファーは、見張りの兵士に声をかける。

『すみません。ルシファー様、マオ・テンペストはまだ見つかっておりません』

兵士は告げる。

「使えないやつらだ。もういい、自分で探す」

『え?ルシファー様?』

「ファルファールサンダーボルト!」

ルシファーは、監禁されている。部屋を魔法で破壊する。

「我が可愛い下僕よ、今、会いに行く」

ルシファーは、黒き翼を生やし空高く飛び立ち。

夫、マオ・テンペストを探しにいくのだった。


『サタン様に報告だ!めんどく下がりのルシファー様がついに、動き出したと!』

兵士達は魔王サタンの元へ走り出すのだった。


「待っているがいい…我が下僕、愛するマオ」

ルシファー・テンペスト

今、ここに動き出すのだった。




そして、まだマオは知らない。

自分の身に災厄が迫っていることを。




次回第8話〜パーティー〜








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